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スレート屋根のアスベストが心配な方へ|禁止の理由・見分け方・対処法を解説
「自宅のスレート屋根にアスベストが入っているかもしれない」と不安を感じている方は少なくありません。
アスベスト(石綿)は過去に広く使われた建材ですが、健康への深刻な影響が明らかになり、現在は製造・使用が禁止されています。
この記事では、スレート屋根とアスベストの関係、見分け方、そして適切な対処法を解説します。
アスベストはかつて「奇跡の鉱物」とも呼ばれ、耐熱性・耐久性に優れた素材として建材に広く使用されてきました。
しかし、アスベストの繊維を長期間吸入すると、肺の組織が硬くなる「石綿肺」や、悪性のがんである「肺がん」「中皮腫」などを引き起こすことがわかっています。さらに厄介なのが、最初の吸入からおおむね40年前後の潜伏期間を経て症状が現れるため、気づいたときには病状が深刻になっているケースが多い点です。
こうした健康被害を受けて、日本では2006年にアスベストを含む製品の製造・使用が原則全面禁止となりました。
一般住宅に広く普及している化粧スレート(コロニアル)は、かつてその製造にアスベストが多用されていました。
2004年に含有率1%超の建材製造が禁止され、2006年に全面禁止となったため、それ以前に施工されたスレート屋根はアスベストを含んでいる可能性が高く、築年数の古い住宅にお住まいの方は一度確認しておくことをおすすめします。
まず施工年を確認しましょう。2006年以前の建物は含有の可能性があります。
次に商品名・品番をもとに、国土交通省の「石綿含有建材データベース」で調べる方法があります。設計図面に品番が記載されていることが多いので確認してみてください。
ただし、同一商品名で含有品と非含有品が混在していた時期もあり、外観だけで判断することは困難です。
最終的には有資格者による専門調査が最も確実な方法です。
屋根材のアスベストは、セメントに混ぜ込まれて固定されているため飛散しにくいレベル3に分類され、破砕や極端な劣化がない限り日常生活での吸入リスクはほとんどないとされています。
ただし、リフォームや解体工事の際には厳格な飛散防止対策が必須で、2022年の法改正によりリフォーム前のアスベスト事前調査が原則義務化されています。
対処法としては「葺き替え」「カバー工法」「塗装による封じ込め」の3つがありますが、塗装は一時的な措置にとどまるため、根本的な解決策としてはカバー工法か葺き替えが最適とされています。
どちらが適しているかは屋根の状態によって異なるため、専門業者への相談をおすすめします。
アスベストは深刻な健康被害をもたらす物質として使用が禁止されており、古いスレート屋根にはその含有リスクがあります。
日常生活での危険性は低いものの、リフォームや解体の際には法的な事前調査が必要です。まずは建築年や設計図面で状況を確認し、不明な点は専門業者に相談することが安心への第一歩です。
街の屋根やさんでは屋根の無料点検や、カバー工法・葺き替えなどのご提案を承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
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