2026.06.04
はじめに 「水切り」という言葉を聞いたことはあっても、屋根のどの部分を指すのか、なぜ重要なのかを正確に知っている方は少ないかもしれません。水切りは屋根や外壁を雨水から守るための重要な部材であり、劣化を放置すると雨漏りや建物の腐食につながる恐れがあります。この記事では、屋根の水切り…
トタン屋根は、かつて日本の住宅に広く普及した金属屋根の一種です。
高度経済成長期には住宅から工場、倉庫まであらゆる建物で採用されてきました。
現在もトタン屋根の家にお住まいの方は多く、メンテナンスや葺き替えを検討しているものの、どう対処すべきか迷っている方も少なくないはずです。
この記事では、トタン屋根の特徴・メリット・デメリットと、適切なメンテナンス方法を解説します。
メリットとしてまず挙げられるのが軽量性です。
瓦屋根と比べて大幅に軽く、建物の重心が下がるため耐震性の向上に役立ちます。
継ぎ目が少ない構造から雨漏りが起きにくいことも利点です。
一方でデメリットも存在します。
亜鉛メッキが劣化すると鉄が露出して錆が発生しやすく、放置すると穴があいて雨漏りにつながります。
また断熱性が低く夏場は室内が高温になりやすいこと、雨音が響きやすいことも気になる点です。
トタン屋根のメンテナンスは劣化の状態に応じて選ぶことが重要です。
色あせやチョーキング、軽度の錆の段階であれば屋根塗装が有効です。
錆を落とすケレン作業を行ったうえでサビ止め塗料と仕上げ塗料を重ね塗りすることで、耐久性を回復できます。
一方、穴あきや広範囲の腐食、芯木の劣化が進んでいる場合は塗装だけでは対処できません。
既存の屋根をすべて撤去して新しい屋根材に交換する葺き替え工事が必要になります。
築30年以上の建物は野地板や芯木の腐食が進んでいることが多く、早めの点検が大切です。
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