2026.04.20
現地調査 相模原市緑区橋本にお住まいのT様より、「倉庫の波板屋根から雨漏りが続いているため、交換を検討している」とのお問い合わせをいただいたことが、今回の工事のきっかけとなりました。 現地調査にお伺いすると、住居に隣接する形で大きな倉庫があり、その屋根には約25㎡にも及ぶ広い範囲…

海老名市さつき町在住のお客様より、鉄骨階段の上に設置された波板について強風で破損してしまったとのご相談をいただきました。
お住まいは築40年ほどで、廊下部分の雨除けとして使われていた既存波板には、以前から経年による傷みも出ていたそうです。
風が強い日のあとに部材の飛散まで起き、不安が大きくなったことから、街の屋根やさんへ点検をご依頼いただきました。





階段廊下の下から見上げると、波板の一部が大きく抜け落ち、青空が見えていました。
ここまで開口してしまうと雨除けとしての役割は果たせず、階段の昇降時に雨が入り込みやすくなります。
さらに、周囲の板も白く濁っており、素材そのものが硬化して割れやすくなっていました。
既存材はガラスネット入りの硬質塩化ビニル製で、長年の紫外線の影響により変色と脆化が進んでいたため、少しの衝撃でも割れやすい危険な状態です。
上面側を見ると、階段部分だけでなく周辺にも破断やめくれ、細かな割れが点在していました。
固定している箇所の近くに傷みが集中しており、風圧を受けた際に板があおられて負荷がかかったことがうかがえます。
こうした症状は部分補修で済ませても別の箇所が続けて破損しやすく、見た目以上に全体の寿命が近づいているサインです。
飛散した部材が周囲へ落下するおそれもあるため、早めに全面交換を進める必要がありました。
軒先付近では、留め具まわりの傷みやサビ汚れも目立ちました。
波板は固定点に力が集まりやすいため、材質が劣化して硬くなると、ビス穴付近からひび割れや欠けが広がりやすくなります。
加えて、雨樋に近い位置は雨水の影響も受けやすく、汚れや水分が残ることで傷みの進行が早まることがあります。
ここまで年数が経過していると一部だけ差し替えても耐久性の差が出てしまうため、火災保険の活用も含めて、全体を新しい波板へ交換する方法をご提案しました。
工事では、まず破損した既存波板を取り外し、鉄骨階段上の骨組みと桟の状態が見えるようにしました。
古くなった硬質塩化ビニル波板は、撤去作業中にも割れやすいため、周囲へ破片を落とさないよう慎重に作業を進めています。
撤去後は、波板を支える桟の傷み具合や取り付け精度を細かく見ていき、次に設置する材料がしっかり固定できるかを見極めました。
こうした下準備を省くと、新しい板を張っても長持ちしにくいため、とても大切な工程です。
下地を見ていくと、長手方向の桟に腐食が生じている箇所がありました。
そのままではビスの保持力が弱くなり、せっかく新しい波板を取り付けても強風時の安心感が不足します。
そこで必要な位置に補強材を入れ、固定力を確保できる下地へ整えました。
表面材だけを新しくするのではなく、見えなくなる部分まで手を入れておくことで、仕上がり後の耐久性が大きく変わります。
新しく採用したのは、耐衝撃性と耐久性に優れたポリカーボネート製波板です。
色は落ち着いた印象のブロンズマットを選び、外観になじみつつ、まぶしさも抑えられる仕上がりを目指しました。
現場では設置位置に合わせて寸法を調整し、軒先や壁際の取り合いも無理のない納まりになるよう加工しています。
従来の塩ビ波板より割れにくい素材へ替えることで、今後の風雨に対する安心感が高まり、日常的な使い勝手の向上も図りました。
波板は下地へ直接無理に締め込むのではなく、所定の位置へあらかじめビス穴を設けてから施工しました。
穴の位置や間隔が不適切だと、板の伸縮に追従できず、後々ひび割れの原因になることもあります。
そのため、山の位置を見ながら丁寧に下穴をあけ、留め具との相性も考慮して準備しました。
複数枚を並べる部分では重ね幅も十分に取り、雨水が入り込みにくい納め方となるよう細かな部分まで整えています。
最後に、木製下地へ波板用ビスを用いて固定していきました。
座金付きの専用部材を使うことで、留め付け部にかかる力を分散し、板を傷めにくくしながら安定した固定が可能になります。
締め込みすぎると割れや変形につながり、逆に緩すぎると風でばたつくため、加減を見ながら一か所ずつ施工しました。
全体を納めたあとは、留め忘れや浮き、重ね部のズレがないかを見て仕上がりを整えています。
これで雨除け機能が回復し、強風時の飛散リスク軽減にもつながる状態になりました。
海老名市さつき町で行った鉄骨階段上の波板交換では、強風による穴あきや飛散だけでなく、長年使われてきた塩ビ波板の変色・脆化、さらに下地の腐食まで見受けられました。
こうした症状は見た目の問題だけではなく、落下や再飛散といった二次被害につながるおそれがあるため、早めの対応が大切です。
施工では、撤去後に下地を整えたうえでポリカーボネート製波板へ張り替え、安心して使える雨除けへ復旧しました。
街の屋根やさんでは、屋根だけでなく波板や雨樋など外装まわりの細かな不具合にも対応し、状態に合わせた補修・交換方法をご提案しています。
無料調査も承っておりますので、風で屋根材や波板が傷んだかもしれないと感じた際は、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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