2026.05.26
はじめに スレート屋根や金属屋根の住宅で注意したい不具合の一つが「棟板金の浮き」です。棟板金は屋根の頂上部分を保護する重要な部材ですが、経年劣化や強風の影響によって浮きが発生することがあります。一見すると小さな異常に見えるかもしれませんが、放置すると雨漏りや板金の飛散につながる恐…

小田原市久野にお住まいのお客様より、「強風のあとに庭へ金属片が落ちてきた」とご連絡をいただきました。
確認すると、屋根の頂部に設置されていた棟板金が強風によって飛散しており、屋根の一部が露出している危険な状態でした。
お客様は「雨漏りしてしまうのでは」と大変不安を感じておられ、以前にも工事をご依頼いただいていたことから、今回も私たちへご相談くださいました。
現地調査では、築19年が経過したスレート屋根の棟板金の下地である貫板が劣化し、固定していた釘も浮いている状態を確認しました。
そこで、既存の棟板金と下地を撤去し、新しい貫板を設置したうえで、耐久性に優れたガルバリウム鋼板製の棟板金へ交換を実施しました。
さらに、固定方法も釘ではなくビス留めへ変更し、耐風性能を高めています。
工事完了後には「これで安心して過ごせます」とお客様にも喜んでいただけました。
飛散した部分だけでなく、既存箇所の補強も行ったことで、屋根全体の安全性向上につながりました。





今回のお客様は、以前から外装メンテナンスをご依頼くださっているリピーター様でした。
ある日、小田原市周辺で非常に強い風が吹き、翌朝お庭を確認したところ、大きな金属製の板が落下していることに気付かれたそうです。
最初は何の部材かわからなかったものの、屋根を見上げると頂上部分の板金がなくなっていることを発見され、すぐにご連絡をくださいました。
棟板金は屋根の頂上を保護する重要な部材です。
ここが外れてしまうと、雨水が内部へ侵入しやすくなり、下地腐食や雨漏りにつながる恐れがあります。
さらに、飛散した板金が近隣へ落下してしまう危険性もあるため、早急な対応が必要な状況でした。
現地調査では、屋根材に化粧スレートが使用されていることを確認しました。
スレート屋根では、屋根材同士が合わさる頂部を保護するために棟板金が設置されています。
この棟板金は、内部にある「貫板」と呼ばれる下地材へ固定されています。
しかし、長年にわたり風を受け続けることで、固定している釘が少しずつ浮いてしまいます。
さらに雨水や湿気の影響で貫板が傷むと、釘を支える力が弱まり、最終的には強風で板金ごと飛散してしまうのです。
今回の屋根でも、貫板に腐食が見られ、釘の固定力が大きく低下していました。
築年数的にも、ちょうどメンテナンス時期を迎えていたといえます。
まず残っていた既存の棟板金を取り外していきます。
経年劣化した板金は変形している部分もありましたが、屋根材を傷つけないよう慎重に作業を進めました。
その後、内部にある古い貫板も撤去します。
取り外した貫板は、雨水の影響で傷みが進行しており、一部では崩れかけている状態でした。
こうした劣化を放置してしまうと、新しい板金を設置しても十分な固定力が得られません。
そのため、下地からしっかり交換することが重要になります。
古い部材を撤去した後は、屋根上の清掃作業を行いました。
小さなゴミや古い釘が残ったままでは、新しい貫板が浮いてしまい、施工不良の原因になることがあります。
そのため、細かな異物まで丁寧に取り除いていきます。
下地調整後は、新しい貫板を取り付けました。
今回使用した固定方法は、従来の釘ではなくビス留め工法です。
ビスはネジ状になっているため、下地へ深く食い込み、強風や振動でも抜けにくい特徴があります。
続いて、新しい棟板金を設置していきます。
今回採用したのは、耐久性に優れたガルバリウム鋼板製の棟板金です。
ガルバリウム鋼板はアルミニウムと亜鉛の合金メッキ鋼板で、従来のトタンよりも錆びに強く、軽量で耐久性に優れている素材です。
軽量なため屋根への負担も少なく、現在の屋根リフォームでは主流となっています。
棟板金の継ぎ目部分には、防水処理としてシーリング材を充填しました。
継ぎ目はどうしても隙間ができやすく、風雨の影響を受けやすい部分です。
そのため、適切にシーリング処理を施すことで、雨水侵入を防ぎ、防水性能を高めています。
見た目だけでなく、機能面もしっかり考えた施工を行いました。
今回は飛散箇所の交換だけでなく、既存部分の点検も同時に実施しました。
確認すると、一部では釘浮きが始まっていたため、緩んでいる釘を撤去し、新たにビスで固定し直しています。
こうした補強工事を行うことで、屋根全体の耐風性能向上につながり、今後の台風や強風時にも安心してお過ごしいただける状態になりました!
棟板金は普段なかなか目に入らない部分ですが、実は屋根の中でも特に風の影響を受けやすい箇所です。
「築10年以上点検していない」
「風が強い日に屋根から音がする」
「以前より板金が浮いて見える」
このような症状がある場合は、早めの点検をおすすめします!
「街の屋根やさん」では、点検やお見積もりを無料で承っております。
小さな不安や気になる症状でも、お気軽にご相談ください。
大切なお住まいを長く安心して守れるよう、これからも丁寧な施工でサポートいたします!
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