2026.07.13
近年、局地的な大雨や積乱雲の発達に伴い、突然大きな雹(ひょう)が降ってくるトラブルが増加しています。上空から激しい勢いで落ちてくる雹は、私たちの想像以上に住まいへ深刻なダメージを与えてしまうケースがあるため、早めの備えが欠かせません。特に、日々直射日光や雨風を遮ってくれている屋根…

平塚市夕陽ヶ丘にお住まいのお客様から、「雨が降るたびに雨樋から水があふれてしまう」とのお問い合わせをいただき、現地調査を行いました。
確認したところ、軒樋や集水器には泥や落ち葉が大量に堆積し、雨水が正常に流れない状態となっていました。
また、2階から1階へ雨水を送る這樋も途中で破損していることが判明しました。
お客様からは、近年増えている強い雨にも対応できる排水性能の高い雨樋をご希望いただいたため、新しい軒樋へ交換し、破損していた這樋は既存規格に合わせて部分交換を実施しました。
施工後は雨水の流れが改善され、オーバーフローの心配を軽減できる仕上がりとなりました。





工事は古い軒樋と支持金具を取り外すところから始めました。
撤去後は取り付け面を整え、新しい支持金具を設置していきます。
この工程で特に重要なのが雨樋の勾配です。
雨樋はわずかな傾きによって雨水を集水器へ流しているため、勾配が適切でなければ新しい雨樋でも水が滞留しやすくなります。
そこで水平器を使用しながら墨出しを行い、基準線に沿って支持金具を一つずつ正確に固定しました。
支持金具の設置後は、新しい軒樋を取り付けました。今回採用したのは積水化学工業の「アーバントップΣ90」です。
この製品は、住宅の外観になじみやすいシャープなデザインだけでなく、一度に受け止められる雨水の量が多く、排水性能にも優れています。
また、高い耐候性を備えているため、日差しや雨風にさらされる環境でも性能を維持しやすいことが特長です。
施工では専用の継手を使用しながら軒樋同士をしっかり接続し、建物全体のラインに合わせて美しく納めました。
色は既存の外観との調和を考慮し、「アーバングレー」を採用しています。
続いて、集水器から地面へ雨水を流す竪樋を取り付けました。
竪樋は屋根から集まる雨水を安全に排水するために欠かせない部材であり、接続部が緩まないよう確実に固定しています。
また、途中で折れていた這樋については、既存設備との接続性を考慮し、同じ規格の「DL55」を使用して部分交換を実施しました。
無理に異なる規格へ変更すると接続部に隙間が生じる可能性があるため、適切な部材を選択することが重要です。
既存設備との適合性を確保することで、雨水が2階から1階へスムーズに流れる状態へ改善しました。
すべての部材の取り付けが終わった後は、接続部の状態や勾配に問題がないかを最終確認しました。
継ぎ目からの漏れや固定状況を細かく点検し、最後に周辺の清掃まで行って工事を完了しています。
今回の施工箇所は1階部分の下屋根だったため、高所用足場を設置せずに作業を進めることができました。
その結果、工事費用を抑えながら、1日で施工を終えることができています。
現場の状況に応じて施工方法を選択することで、お客様への負担軽減にもつながりました。
今回の工事では、詰まりや破損によって発生していたオーバーフローに対応するため、排水性能に優れた新しい雨樋へ交換し、破損していた這樋も適切に補修しました。
これにより、雨水が本来の経路を流れやすい状態へ改善することができました。
雨樋の詰まりや破損を放置すると、外壁の汚れや建物への影響につながる場合があります。
少しでも気になる症状がありましたら、早めに点検を受けることが大切です。
「街の屋根やさん」では、雨樋交換はもちろん、清掃や部分補修など、お住まいの状況に合わせたご提案を行っています。
無料点検やお見積りも承っておりますので、雨樋の状態が気になる際はお気軽にご相談ください。
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