2026.06.04
はじめに 「近くで工事をしていたら、お宅の屋根が傷んでいるのが見えました」——そんな言葉とともに、見知らぬ業者が突然自宅を訪れる。屋根に関する訪問販売のトラブルは全国で後を絶たず、国民生活センターへのリフォーム相談の中でも屋根修理は件数が多い分野です。本記…
屋根の棟板金は、屋根の頂上部分に取り付けられた金属製の部材です。経年劣化や台風・強風の影響によって浮きや剥がれが起こることは実際にあります。そのため、訪問業者がこのセリフを使うと「もしかしたら本当かも」と思ってしまいがちです。
しかし、「屋根の板金が浮いてる」という言葉は、訪問販売業者が契約を取るためによく使う営業トークのひとつでもあります。
国民生活センターへのリフォーム訪問販売に関する相談件数は年間5,000件以上にのぼり、その中には不安をあおって不要な工事を契約させる悪質なケースも含まれています。「指摘されたからといって、すぐに対応しなければならない」という思い込みは禁物です。
訪問業者への対応で特に避けるべきなのが、屋根に上らせることです。屋根は高所にあり、お客様ご自身が作業を確認することはほぼできません。その隙に故意に板金を浮かせたり、屋根材を傷つけたりして「修理が必要な状態」を作り出す悪質な手口が報告されています。
また、その場で契約書にサインしてしまうことも避けてください。
「今日だけの特別価格です」「すぐに直さないと雨漏りになる」といった言葉で急かしてくる業者には要注意です。正当な業者であれば、後日の相談を拒否することはありません。
訪問業者をきっぱりと断るには、「すでに頼れる業者がいる」ことを伝えるのが最も効果的です。具体的には以下のような伝え方が有効です。
大切なのは、曖昧な返答を避けることです。「考えておきます」「また今度」などの言葉は、業者に「まだチャンスがある」と判断させてしまい、再訪問や長引く勧誘につながります。契約の意思がないことをはっきりと伝えることが、しつこい営業を断ち切る一番の方法です。
訪問業者を断ったあとも「本当に板金が浮いているのでは」と気になる場合は、自分でインターネットや口コミを使って信頼できる地元の屋根業者を探し、改めて点検を依頼することをおすすめします。
信頼できる業者を見極めるポイントとしては、「会社の住所・電話番号が明記されている」「無料点検の実績が確認できる」「見積もりを複数社から取ることを勧めてくれる」といった点が挙げられます。
街の屋根やさんでは、屋根の無料点検を随時承っています。突然の訪問業者に不安を感じたときは、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
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