2026.06.08
はじめに スレート屋根は、多くの住宅で採用されている薄型の屋根材です。軽量で見た目もスタイリッシュな一方、定期的なメンテナンスを怠ると劣化が進み、雨漏りや屋根材のひび割れといった深刻なトラブルにつながることがあります。その中でも特に重要なメンテナンスのひとつが「塗装」です。本記事…

海老名市中央にお住まいのお客様より、4階建て住宅の屋上メンテナンスについてご相談をいただきました。
建物は築25年が経過しており、外壁の改修工事は過去に実施されていたものの、屋上部分については新築以来ほとんど点検やメンテナンスを行っていない状態でした。
久しぶりに屋上へ上がった際、屋根全体に広がる汚れや錆、さらに劣化した笠木の状態をご覧になり、「このままでは雨漏りにつながるのではないか」と不安を感じられたことが工事のきっかけでした。
現地調査では、アルミ笠木の浮きやコーキングの劣化、折板屋根の錆、ボルトキャップの破損などを確認しました。
そこで、雨水の浸入を未然に防ぐため、アルミ笠木の交換工事と折板屋根の塗装工事を実施しました!





今回ご相談いただいたお客様のお住まいは築25年を迎えた陸屋根(りくやね)の4階建て住宅です。
これまで建物の外壁については定期的にメンテナンスを行われていましたが、屋上については「特別な不具合もないから大丈夫だろう」と考えられ、長期間手を加えていなかったそうです。
最初に行ったのは、パラペット上部に取り付けられていた既存アルミ笠木の撤去作業です。
長年の風雨によって変形やジョイント部分の浮きが発生していたため、笠木本体だけでなく固定金具も含めて取り外しました。
撤去後には内部に溜まった汚れを丁寧に清掃し、新しい笠木をしっかり固定できるよう下地の状態を整えています。
続いて、新しい笠木を支える専用ホルダーを設置しました。
ホルダーの取り付けでは水平をしっかり確認しながら、アンカーボルトとステンレスビスを用いて固定しています。
わずかな歪みでも排水性や仕上がりに影響するため、慎重に作業を進めました。
固定作業後は、ビス穴一つひとつにコーキング処理を実施しました。
こうした細かな防水処理を行うことで、将来的な雨水浸入のリスクを抑え、建物の耐久性向上につなげています。
コーナー部材を先に取り付けた後、「リクシル135巾アルミ笠木」のシャイングレーを設置しました。
塗装工事では、まず高圧洗浄を行い、長年蓄積した汚れや付着物を洗い流しました。
その後、マジックロンを使用したケレン作業を実施し、発生していた錆や傷んだ塗膜を丁寧に除去しています。
折板屋根を固定しているボルト部分には、経年劣化によって破損したキャップが見られました。
そこで全てのボルトキャップを交換するとともに、内部のボルト部分へコーキング処理を実施しました。
さらにキャップ取り付け後も周囲へコーキングを施し、防水層を二重に形成しています。
これにより、ボルト周辺からの雨水浸入リスクを大幅に軽減することができます。
下塗りには、防錆性能に優れた「ミラクガードRP」を使用しました。
劣化していたアルミ笠木やシーリング、錆が発生していた折板屋根がしっかり補修され、防水性と耐久性が向上しています。
仕上がった白く美しい屋根をご覧になったお客様からも、「見違えるほどきれいになった」と喜びのお声をいただきました。
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