2026.05.26
はじめに スレート屋根や金属屋根の住宅で注意したい不具合の一つが「棟板金の浮き」です。棟板金は屋根の頂上部分を保護する重要な部材ですが、経年劣化や強風の影響によって浮きが発生することがあります。一見すると小さな異常に見えるかもしれませんが、放置すると雨漏りや板金の飛散につながる恐…

台風通過後、お客様は庭に大きく変形した金属片が落ちていることに気付きました。
確認すると、それは屋根の頂部を覆う棟板金の一部であり、強風によって飛散してしまったものでした。
築23年が経過していたこともあり、「雨漏りにつながるのではないか」「さらに部材が飛んで近隣へ被害を与えてしまうのではないか」と不安を感じられ、調査をご依頼いただきました。
点検の結果、棟板金だけでなく下地の貫板にも腐食が見られたため、棟部分を一から復旧する棟板金の交換工事をご提案しました。
火災保険を活用して修繕を行い、耐久性の高いガルバリウム鋼板とステンレスビスを使用することで、今後の強風にも備えられる丈夫な屋根へと改善することができました。





屋根へ上がって確認すると、棟板金と隅棟板金が広い範囲で飛散していました。
板金がなくなったことで、本来は見えない下地材の貫板が露出している状態でした。
また、飛散していない箇所でも固定用の釘が浮き上がり、板金が不安定になっていました。
加えて、スレート屋根表面には藻の発生も確認され、防水性能の低下がうかがえる状態でした。
これらの状況から、傷んだ下地を含めて棟部分を全面的に復旧する「棟板金」の交換工事をご提案しました。
まずは飛散や変形が生じた棟板金を取り外します。
同時に、腐食が進行していた木製の貫板もすべて撤去しました。
撤去後は古い釘や細かなゴミが屋根面に残るため、丁寧に清掃を行い、新しい部材を施工できる状態へ整えました。
既存の貫板を固定していた釘穴は、放置すると雨水の侵入口になる恐れがあります。
そのため、一つひとつの穴にコーキング材を充填し、防水処理を施しました。
目立たない作業ですが、雨漏り防止には欠かせない重要な工程です。
続いて、新しい貫板を取り付けます。
貫板は棟板金を支える土台となるため、屋根面にしっかり密着させながら固定していきます。
新たな棟板金には耐久性に優れたガルバリウム鋼板を採用しました。
最後に板金同士が重なる接合部へコーキング処理を行いました。
継ぎ目からの雨水浸入を防ぐことで、防水性能をさらに高めています。
すべての工程を終え、屋根の復旧工事は無事完了しました!
屋根の状態が気になる方や、台風後の点検をご検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。
街の屋根やさんでは、無料点検やお見積もりを承っております。
大切なお住まいを長く守るためにも、気になる症状がありましたらお気軽にお問い合わせください!
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