2026.06.08
はじめに スレート屋根は日本の住宅で広く普及している屋根材ですが、築年数が経つにつれて表面の劣化やひび割れが目立ち始めます。そんな時に選択肢のひとつとして注目されているのが「カバー工事(重ね葺き)」です。既存の屋根材をそのままにして上から新しい屋根材を重ねるこの工法は、工期の短縮…

神奈川県足柄上郡松田町松田惣領にて、築21年を迎えた住宅の屋根リフォームを行いました。
ご相談のきっかけは、近隣住宅で屋根工事が行われていた際に「同じ時期に建てられたため、お住まいの屋根も点検した方が良いのでは」と声を掛けられたことでした。
調査の結果、スレート屋根の防水性能低下や苔・藻の発生、棟板金周辺の劣化が確認されましたが、下地材は健全な状態を維持していました。
そこで既存屋根を活かせる屋根カバー工法をご提案し、耐久性に優れたガルバリウム鋼板で施工しました!
工事後は外観が美しく一新され、防水性と耐久性も向上し、安心して暮らせる住まいへと生まれ変わりました。





今回工事を行ったのは、築21年が経過したスレート屋根のお住まいです。
お客様が屋根の状態を気にされるようになったのは、ご近所で屋根メンテナンス工事が行われていたことがきっかけでした。
同じ時期に建築された住宅が工事を行っている様子をご覧になり、ご自身の住まいについても「そろそろ点検した方が良いのではないか」と考えられたそうです。
さらに、工事業者から屋根の汚れや経年劣化について指摘を受けたことで不安が大きくなり、雨漏りなどの深刻なトラブルが発生する前に状態を確認したいとの思いから、街の屋根やさんへご相談くださいました。
現地調査では、屋根全体に経年劣化の症状が見受けられました。
スレート屋根は表面の塗膜によって防水性能を保っていますが、長年紫外線や雨風の影響を受けることで塗膜が劣化します。
今回の屋根も防水機能が低下しており、表面には藻や苔が広範囲に発生していました。
今回採用した屋根カバー工法は、既存のスレート屋根を撤去せず、その上から新しい防水層と屋根材を施工する方法です。
既存屋根の解体や処分が不要なため、葺き替え工事と比較して費用を抑えやすく、工期の短縮にもつながります。
ただし、下地が傷んでいる場合には採用できないため、事前調査が非常に重要です。
今回は下地の状態が良好だったことから、耐久性とコストのバランスに優れた最適な工法としてご提案しました。
工事の第一段階として足場を設置しました。
続いて既存の棟板金と貫板を撤去しました。
劣化した貫板は強度が低下しているため、周囲に破片が飛散しないよう慎重に作業を進めます。
撤去後は屋根面を清掃し、新しい防水層を施工するための下準備を行いました。
屋根の防水性能を高めるため、既存スレートの上にルーフィングを施工しました。
今回使用した「PカラーEX+」は高い耐久性を備えた防水紙で、長期間にわたり雨水の浸入を防ぐ役割を担います。
施工時は軒先から棟へ向かって重ねながら敷設し、水が内部へ入り込まないよう細部まで丁寧に施工しました。
防水紙の施工後は、雨仕舞いに欠かせないケラバや谷板金などの役物を設置しました。
最後に新しい棟板金を設置し、屋根全体をしっかりと納めて工事完了となりました。
細部まで丁寧に仕上げることで、防水性と耐久性を高めた屋根へと生まれ変わりました。
屋根は普段見えにくい場所だからこそ、気付かないうちに劣化が進行していることがあります。
築年数が経過している住宅や、近隣で屋根工事が増えている場合は、一度専門業者による点検を受けてみることをおすすめします。
街の屋根やさんでは、屋根の無料点検やお見積りのご相談を承っております。
屋根の状態が気になる方は、どうぞお気軽にお問い合わせください!
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