2026.06.25
屋根の点検でよく耳にする「棟(むね)」という言葉。聞いたことはあっても、屋根のどの部分なのか、どんな役割があるのかまでは知らないという方も多いのではないでしょうか。棟は、屋根のいちばん高い位置にある大切な部分です。普段は見えにくい場所ですが、屋根全体の防水性や耐風性に関わる重要な…

海老名市河原口にお住まいのお客様より、「屋根の棟板金を固定している釘が浮いているように見えて心配」とのご相談をいただきました。
築約25年が経過した住宅で、以前に屋根塗装は行われていましたが、10寸勾配の急勾配屋根であるため、ご自身で屋根へ上がって確認することができず、不安を感じられていたそうです。
現地調査では棟板金の浮きや下地の劣化が確認されたため、台風や強風による飛散リスクを考慮し、棟板金の交換工事をご提案しました。
工事では腐食しにくい樹脂製貫板を採用し、新しいガルバリウム鋼板製の棟板金を設置。
固定方法や防水処理にも配慮することで、耐久性と安心感を高めた仕上がりとなりました。





今回工事をご依頼いただいたのは、海老名市河原口の住宅街にある築約25年のお住まいです。
お客様は以前に屋根塗装を行っていましたが、年月の経過とともに棟板金の色あせが目立ち始め、さらに屋根を見上げた際に、固定している釘が浮いているように見えることから、不安を感じるようになったとのことでした。
工事は、安全を最優先に足場を組み立てるところから始まります。
今回は急勾配屋根での施工となるため、一般的な外部足場だけでなく、屋根の上で安全に作業できるよう屋根足場も設置しました。
屋根足場を設けることで、職人が安定した姿勢で作業できるようになり、施工品質の向上にもつながります。
また、昇降用の設備も設置し、安全対策を十分に整えたうえで屋根の状態を詳しく確認しました。
近くから調査すると、棟板金の浮きだけでなく、下地の劣化も進んでいることが改めて確認できました。
足場設置後は、既存の棟板金を取り外し、その下にある貫板も撤去していきます。
板金を外すと、木製貫板には雨水の影響による黒ずみや変色が見られ、経年劣化が進んでいました。
貫板は棟板金を固定するための重要な下地ですが、木材は長年湿気にさらされることで強度が低下し、釘を保持する力が弱くなってしまいます。
新しい下地には、腐食しにくい樹脂製貫板(エコランバー)を採用しました。
従来の木製貫板は湿気の影響を受けやすく、長期間使用すると腐食が進む場合があります。
一方で樹脂製貫板は水分を吸収しにくいため、腐食による劣化が起こりにくいことが特徴です。
そのため、棟板金を固定する力を長く維持しやすくなり、将来的な釘浮きや板金の浮きなどのリスク軽減にもつながります。
下地の施工後は、新しい棟板金を取り付けます。
使用したのは、軽量で耐久性に優れたガルバリウム鋼板製の棟板金です。
今回の屋根は10寸勾配という急勾配のため、屋根形状に合わせて板金を丁寧に加工し、隙間ができないよう精度良く施工しました。
仕上げでは、棟板金をパッキン付きビスでしっかり固定しました。
釘ではなく保持力の高いビスを使用することで固定性能が向上し、さらにパッキンがビス穴からの雨水の侵入を抑える役割を果たします。
また、板金同士の重なり部分にはシーリング材を充填し、浸水を防ぐ処理も実施しました。
最後に端部を屋根形状へ合わせて丁寧に加工し、各部の納まりを確認して工事は完了です。
施工後は棟板金の浮きやぐらつきもなくなり、強風への備えとして安心できる屋根へと生まれ変わりました。
街の屋根やさんでは、棟板金の交換をはじめ、屋根全体の点検や各種メンテナンスのご相談を承っています。
現地調査やお見積もりは無料ですので、「屋根の状態が気になる」「強風対策をしておきたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
専門スタッフがお住まいの状況を丁寧に確認し、最適なご提案をいたします!
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