2026.06.05
はじめに 「台風が来るたびに屋根が心配」という方は多いのではないでしょうか。実際、台風の接近に伴う強風により、屋根材や棟板金が吹き飛んだ、一部が剥がれたという被害は毎年各地で報告されています。屋根が飛ぶという現象は、突発的な不運ではなく、建物の状態や風の力学によって起こる出来事で…
屋根上を確認したところ、約10mほどの棟板金がすでに飛散している状態でした。
養生処理もされておらず、むき出しのままとなっていました。今回調査したアパートでは貫板に木材が使用されており、雨水を吸収すると腐食が進行しやすい点が懸念されます。棟板金は雨の浸入を防ぐ重要な部材のため、脱落や飛散が起きた際には早急な補修が必要です。
こちらは棟板金が残っている箇所の状態です。
一見すると大きな異常はないように見えますが、屋根材との間にはすでに隙間が生じていました。貫板の劣化や腐食が進むと固定力が弱まり、棟板金を留めている釘が抜けやすくなり、このように浮き上がった状態になることがあります。
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