2026.06.05
「雨漏りはしているのに、どこから水が入っているのか分からない」――そんなお悩みに応えるのが「散水検査」です。目視だけでは原因を特定しにくいケースは多く、誤った箇所を修理してもすぐに再発してしまうことがあります。雨漏りを根本から解決するには、まず正確な原因特定が不可欠です。本記事で…

今回ご依頼いただいたのは、築12年が経過したお住まいのお客様でした。
玄関を入ってすぐの壁と天井の境目に、これまで見たことのない黒いシミが発生していることに気づかれたそうです。
最初は軽い汚れと思われていたものの、徐々に範囲が広がり、湿り気を帯びている様子に不安を感じられました。
「もしかして雨漏りでは?」という疑念とともに、建物内部の劣化を心配され、調査のご依頼をいただきました。
現地確認を行うと、問題の箇所の上にはルーフバルコニーがあることが判明しました。
しかし、雨漏りは一箇所とは限らないため、より正確な原因特定が必要と判断しました。
そのため今回は、「散水試験」にて原因箇所の特定し、防水・シール工事で雨漏り修理を行うことになりました!





雨漏り対策で最も大切なのは、水の侵入経路を確実に突き止めることです。
そこで今回は、内装の一部を取り外したうえで「散水試験」を実施しました。
調査対象となったのは以下の3箇所です。
・ルーフバルコニーの防水層
3箇所それぞれに順番に水をかけ、室内の反応を確認しました。
すると、天井裏の断熱材が水を含み、内部で水分を溜め込んでいる状態が確認されました。
さらに、木下地の一部にも傷みが見られました。
検証の結果、「バルコニーの防水層の損傷」と「幕板の隙間」が主な原因であることが明らかになりました。
一方で笠木部分には問題がなく、既存の防水処理がしっかり機能していることも確認できました。
まずは幕板部分の補修です。
隙間からの浸水を防ぐため、耐久性の高いコーキング材を使用し、しっかりと隙間を埋めていきます。
特に今回のように幕板が先に取り付けられている場合、裏側に回り込んだ水が直接内部へ侵入しやすいため、見えない部分まで意識した施工が重要です。
次に、バルコニー床面の防水処理を行いました。
施工後はすぐに内装を元に戻さず、実際の降雨を待って様子を確認します。
この工程により、確実に雨漏りが止まったことを確認できました!
止水確認後、内部の修復作業に入ります。
劣化した石膏ボードの交換、湿気を含んだ断熱材の入れ替えを行い、最後にクロスで仕上げました。
今回の施工により、雨漏りは無事に解消され、お客様にも安心してお過ごしいただける環境が戻りました。
「ようやく安心できました」とのお言葉が、私たちにとって何よりの喜びです。
雨漏りは放置すると被害が広がり、修繕費用も増えてしまいます。
小さな異変でも見逃さず、早めに専門業者へ相談することが大切です。
「街の屋根やさん」では、ご相談・お見積りを無料で承っております!
気になる症状がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
大切なお住まいを守るお手伝いを、心を込めてさせていただきます。
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