2026.05.28
はじめに 雨樋は、屋根に降った雨水を適切に排水する重要な設備です。しかし、経年劣化や強風などの影響によって破損してしまうことがあります。雨樋の不具合を放置すると、外壁や基礎部分へ悪影響を与える可能性もあるため注意が必要です。この記事では、樋の破損が起こる原因や放置するリスク、確認…

秦野市平沢にお住まいのお客様より、「雨の日になると雨樋から流れる水の様子がおかしい気がする」とのご相談をいただきました。
以前より雨水の流れが悪いように感じていたそうですが、最近になって雨樋を支える金具の錆びも目立つようになり、「このまま放置して大丈夫なのだろうか」と不安を抱かれたことが点検依頼のきっかけだったそうです。
現地調査を行ったところ、築34年が経過した建物の雨樋本体には大きな破損は見られませんでしたが、雨樋を支えている吊り金具に深刻な錆びが広がっていました。
金具は全体的に細く痩せており、強度低下も確認できたため、このままでは金具が折れて雨樋が落下する危険性もある状態でした。
そこで今回は、まだ使用可能な雨樋本体を活かしながら、劣化した吊り金具のみを交換する工事をご提案しました。
工事後は雨樋の保持力がしっかり回復し、排水勾配も適切に調整されたことで、雨水の流れもスムーズになりました。
安全性と機能性の両方を改善できたメンテナンス工事となりました!





雨樋は、屋根に降った雨水を適切に集め、地上へ安全に排水するための重要な設備です。
普段はあまり意識されにくい部分ですが、住まいを長持ちさせるためには欠かせない存在といえます。
もし雨樋が正常に機能しなくなると、雨水が軒先から直接地面へ落下してしまいます。
その結果、泥水が外壁へ跳ね返って外観を汚してしまったり、外壁の隙間から雨水が浸入して雨漏りの原因になったりすることもあります。
特に雨樋を固定している金具は、長年にわたり風雨にさらされるため、錆や腐食が進行しやすい部分です。
劣化を放置すると、雨樋そのものの脱落にもつながるため、定期的な点検と早めのメンテナンスが重要になります。
今回ご相談くださったお客様は、雨の日に外を確認していた際、「以前よりも雨水の流れ方が悪くなっている気がする」と感じられたそうです。
さらに軒先をよく見ると、雨樋を支えている金具が赤茶色に錆びており、古くなっている様子も気になっていたとのことでした。
実際に現地調査を行うと、雨樋本体には割れや大きな変形は見られませんでした。しかし、吊り金具には広範囲に錆が発生しており、部分的には金属が薄くなっている状態でした。
このまま強風や積雪などの負荷が加われば、金具が破損し、雨樋が落下してしまう可能性も考えられます。
お客様にも現状を写真とともにご説明し、今回は雨樋本体を再利用しながら、吊り金具のみを交換する工事を進めることとなりました!
まずは、劣化していた既存の吊り金具を一つずつ丁寧に取り外していきました。
長年使用されていた金具は錆が進行していたため、無理に外すと周囲を傷める恐れがあります。
そのため、下地の状態も確認しながら慎重に作業を進めました。
雨樋工事で非常に重要になるのが、「勾配」の調整です。
雨樋は水平に見えても、実際には雨水が集水器へ流れるよう、わずかな傾斜がつけられています。
この勾配が適切でないと、雨水が途中で溜まったり、ゴミが詰まりやすくなったりしてしまいます。
そこで今回は、新しい金具を取り付ける前にタコ糸を張り、ミリ単位で高低差を確認しながら勾配を調整しました。
勾配調整が完了した後、新しい吊り金具を設置していきました。
今回使用したのは、105mm丸型雨樋に対応した「傾斜付き105パイ用雨樋金物」です。
工事完了後には、錆びていた吊り金具がすべて新しいものへ交換され、見た目にもすっきりとした状態になりました。
さらに、適切な勾配を調整したことで雨水の流れも改善され、排水機能が正常な状態へ戻っています。
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