2026.06.08
はじめに スレート屋根は日本の住宅で広く普及している屋根材ですが、築年数が経つにつれて表面の劣化やひび割れが目立ち始めます。そんな時に選択肢のひとつとして注目されているのが「カバー工事(重ね葺き)」です。既存の屋根材をそのままにして上から新しい屋根材を重ねるこの工法は、工期の短縮…

座間市にお住まいのお客様より、屋根のメンテナンスについてご相談をいただきました。
築20年以上が経過したご自宅では、前回の屋根・外壁メンテナンスから10年以上が経過しており、そろそろ点検が必要ではないかと感じていたそうです。
ご自宅前の坂道から屋根全体を見渡せる環境だったため、以前塗装した屋根の色あせや変色が進んでいることに気付き、調査をご依頼いただきました。
現地調査の結果、既存のアーバニー屋根は経年劣化が進行しており、再塗装では十分な耐久性を確保できない状態でした。
そのため、長期的な保護性能を重視し、スーパーガルテクトを使用した屋根カバー工事をご提案しました。
工事完了後は、美しいブラウンカラーの屋根へと生まれ変わり、見た目の印象が向上しただけでなく、断熱性と耐久性も高まり、お客様にも大変ご満足いただく結果となりました。





今回ご相談いただいたお客様は、日頃から住まいの状態に気を配られていました。
築20年以上が経過したご自宅は、これまでにも屋根や外壁のメンテナンスを実施されていましたが、前回の工事からすでに10年以上が経過していました。
そのため、「そろそろ次のメンテナンス時期ではないか」と感じていたそうです。
特にご自宅の前には坂道があり、少し離れた場所から屋根全体を見下ろせる環境でした。
日常的に屋根を目にする中で、以前施工した塗装の色が徐々に薄くなり、全体的に変色が進んでいることに気付かれました。
そこで専門業者による点検を実施したところ、既存屋根材であるアーバニーの劣化が想像以上に進んでいることが判明しました。
塗装を行っても塗膜の耐久性が十分に確保できない可能性が高かったため、将来を見据えた屋根カバー工事を選択していただきました。
今回新たな屋根材として採用したのは、アイジー工業の「スーパーガルテクト(Sシェイドブラウン)」です。
この屋根材は、金属屋根でありながら木目調の美しい意匠が施されており、落ち着きのある高級感を演出できます。
さらに大きな特徴として、屋根材の裏面に断熱材が一体化されています。
そのため、外気温の影響を受けにくくなり、室内環境の快適性向上にも期待できます。
また、素材には耐食性に優れた超高耐久ガルバリウム鋼板「SGL」が採用されています。
塩害やサビへの耐久性にも優れており、長期間にわたって住まいを守り続けてくれる屋根材です。
屋根カバー工事では、まず既存屋根の状態を整える作業から始まります。
新しい屋根材をきれいに施工するため、既存の棟板金を撤去しました。
また、屋根面の凹凸をなくすため、既存の雪止め金具の立ち上がり部分もサンダーを使用して丁寧に切断しています。
続いて、防水性能を担うルーフィングの施工を行いました。
材料は昇降機であるユニパーを使用して屋根上へ搬入し、軒先から棟に向かって順番に敷設していきます。
ルーフィングは屋根材の下に隠れる部分ですが、万が一雨水が侵入した場合に建物内部への浸水を防ぐ重要な役割を担っています。
防水紙の施工後は各種役物の取り付けを行います。
まず軒先には軒先水切りを設置しました。
この部材は雨水をスムーズに雨樋へ導く役割を持つだけでなく、スーパーガルテクト本体を固定するための基礎部分としても機能します。
さらに屋根の谷部分には専用の谷板金を設置し、雨水が滞留することなく適切に排水されるよう整えました。
いよいよ新しい屋根材の施工です。
スーパーガルテクトを軒先側から順番に設置し、一枚ずつ確実に固定していきました。
屋根材同士はしっかりと噛み合う構造になっており、高い防水性を確保できます。
最後に屋根頂部へ貫板を固定し、その上から棟板金を取り付けました。
施工後の屋根は、落ち着いた色合いのSシェイドブラウンによって住まい全体の印象が大きく向上しました。
見た目が美しくなっただけではなく、断熱材一体型屋根材による快適性の向上や、SGL鋼板による優れた耐久性も加わり、今後長期間にわたって安心して暮らせる住環境が整いました。
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