2026.05.22
はじめに 自宅の軒天(のきてん)に雨染みや剥がれが出ているのに、そのまま放置していませんか?一見すると生活に支障がないように思えますが、軒天の劣化はお住まい全体に深刻なダメージをもたらす可能性があります。この記事では、軒天が傷む原因や劣化症状、適切な修理方法を解説します。 軒天は…

大磯町にお住まいのお客様より、軒天の補修についてご相談をいただきました。
以前から軒天の傷みは気になっていたものの、すぐに問題が起こる状況ではなかったため、そのまま様子を見られていたそうです。
しかし大型台風による強風を受けたことで、傷んでいた部分が大きく剥がれ、小屋裏が露出する状態となってしまいました。
このままでは鳥や小動物の侵入リスクが高まるため、早急な修理が必要となりました。
現地調査後、既存の軒天材を撤去し、下地の補強を行ったうえでカラーベニヤによる軒天の貼り替え工事を実施しました。
施工後は見た目もきれいに整い、安心して暮らせる住まいへと復旧することができました。





軒天とは、屋根の軒先部分を下から見上げた際に見える天井材のことです。
普段は目立たない部分ですが、建物内部への雨水の侵入を防ぎ、美観を維持する重要な役割を担っています。
今回ご相談いただいたお客様は、以前から軒天の一部に劣化が見られることを認識されていました。
しかし、大きな穴が開いているわけではなく、動物の侵入なども確認されていなかったため、しばらく経過を見ていたとのことでした。
今回のお住まいは切妻屋根でした。
切妻屋根は雨仕舞いに優れた屋根形状ですが、屋根の側面に設けられている破風板には雨風が直接当たりやすい特徴があります。
そのため、長年にわたって雨水や湿気の影響を受けることで、周辺の軒天材にも負担がかかってしまいます。
また、築年数の経過した住宅では軒天材としてベニヤ板が使用されているケースも少なくありません。
ベニヤ板は複数の木材を接着して作られているため、水分を吸収すると接着層が剥がれやすくなります。
その結果、表面がめくれたり垂れ下がったりする症状が発生してしまうのです。
まずは破損した既存の軒天材を取り外していきました。
撤去後は小屋裏の状態を確認し、雨水の侵入や木部の腐食が発生していないかを点検します。
事前には破風板周辺からの浸水も懸念されていましたが、内部の木材には大きな傷みは見られず、良好な状態が維持されていました。
内部に問題がなかったため、予定通り貼り替え工事を進めていきます。
続いて、新しい軒天材を取り付けるための下地調整を行いました。
古い住宅では、木材に設けられた溝へ軒天材を差し込む施工方法が採用されていることがあります。
しかし、リフォーム工事では同じ方法で施工することが難しいため、新しい固定方法が必要となります。
そこで今回は、破風板側と外壁側の両方に細い角材を設置し、新たな固定用下地を作成しました。
軒天材をしっかり支えられるよう、強度を確保しながら丁寧に施工しています。
下地の準備が整った後は、新しいカラーベニヤを取り付けていきます。
固定には釘だけでなくボンドも併用しました。
接着と固定を組み合わせることで、将来的な浮きやガタつきを抑えやすくなり、耐久性の向上につながります。
「街の屋根やさん」では、軒天の部分補修から住宅全体のメンテナンスまで幅広く対応しております。
点検やお見積りは無料で承っておりますので、お住まいのことで気になる点がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
皆様の大切なお住まいを守るお手伝いをさせていただきます。
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