2026.06.08
はじめに スレート屋根は、多くの住宅で採用されている薄型の屋根材です。軽量で見た目もスタイリッシュな一方、定期的なメンテナンスを怠ると劣化が進み、雨漏りや屋根材のひび割れといった深刻なトラブルにつながることがあります。その中でも特に重要なメンテナンスのひとつが「塗装」です。本記事…

相模原市南区北里在住のお客様より「台風の影響でスレート屋根の一部が破損した」とのご相談をいただいたことが工事のきっかけです。
現状、雨漏りは発生していないものの、早めの補修対応をご希望されていました。
また、足場設置が必要なため、この機会に屋根と外壁の塗装も同時に実施する運びとなりました。
現地調査の結果、早期対応が適切と判断したため、安全面を考慮し施工手順を調整しています。





お住まいは築16年で、化粧スレート屋根が使用されています。
経年による塗膜劣化が進行しており、防水性能の低下が確認されました。
さらに、全体的に色あせが見られ、部分的にカビや苔の付着も発生しています。
ただし、反りや変形といった著しい劣化や破損はなく、屋根材自体の状態は概ね良好でした。
今後の維持管理としては、早めの塗装メンテナンスが望ましい状態です。
詳しく調査したところ、スレート屋根の数か所に亀裂が確認されました。
強風の影響が疑われ、特に棟まわりや重なり部分から風が入り、ひび割れにつながった可能性があります。
屋根全体にも同様の劣化傾向が見られましたが、重大な破損は確認されていませんでした。
そのため、塗装前にシーリング処理を行い補修対応を実施します。
外壁についても築16年が経過しており、塗膜の劣化が進行している状態でした。
そこで、化粧スレート屋根の補修工事にあたり、足場の仮設が必要となるため、この機会に屋根および外壁の塗装工事を同時に実施することとなりました。
足場を設置するタイミングでまとめて施工を行うことで、個別に足場を組む場合と比べて仮設費用の重複を抑え、全体のコスト削減につながります。
効率性と経済性の両面からも合理的な工事計画となっています。
タスペーサー設置完了後、日本ペイントの遮熱塗料「サーモアイSi」を用いた仕上げ塗装へ移行しました。
仕上げ塗装は、中塗りと上塗りの2回塗りで行います。
まず中塗りを実施し、塗膜に必要な厚みを形成し、メーカーが想定する遮熱性能と耐久性の発揮につなげます。
気温や湿度にも配慮しながら、塗装の品質管理を徹底しています。
次に、上塗りを行いました。
この工程では、ローラーを用いて塗り残しのないよう施工し、中塗りと重ねることで塗膜の厚みを確保しています。
これにより美観の向上とともに、耐久性の強化にもつながります。
棟板金部分も含めて全体を均一に仕上げ、屋根塗装工事が完工となりました。
シーリング打ち替え完了後、外壁の下塗り工程へ進みました。
下塗りには日本ペイントのパーフェクトサーフを使用し、ラジカル制御形塗料パーフェクトトップと組み合わせることで、塗装性能の安定性を高めます。
ローラーを用い、段差部や凹凸にも塗り残しが出ないよう施工を行い、均一な下地を形成しました。
全体の下塗りが完了し、十分に乾燥した後、外壁の仕上げ塗装へ移行します。
まず中塗りを行いました。
今回は外壁に2色を使用したツートンカラー仕上げとなるため、塗り分け部分のバランスに注意しながら丁寧に施工を進めています。
その後、十分な乾燥時間を確保したうえで、同色による上塗りを重ねていきました。
上塗りにより塗膜の厚みを確保し、色ムラを抑えた均一な仕上がりになっています。
すべての塗装作業が完了した後、複数のスタッフによる最終点検を実施し、塗り残しや汚れの有無を丁寧にチェックしました。
その後、お客様にも仕上がりをご確認いただき、足場の解体作業へ移行していきます。
足場撤去後は周辺の清掃も行い、現場を整えた状態で工事完了となりました。
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