2026.06.08
はじめに スレート屋根は、多くの住宅で採用されている薄型の屋根材です。軽量で見た目もスタイリッシュな一方、定期的なメンテナンスを怠ると劣化が進み、雨漏りや屋根材のひび割れといった深刻なトラブルにつながることがあります。その中でも特に重要なメンテナンスのひとつが「塗装」です。本記事…

今回、築15年を迎えた集合住宅のメンテナンスとして、屋根・外壁塗装工事のご相談をいただいたことが工事のきっかけでした。
現地調査すると、外壁の窯業サイディングや屋根の化粧スレートに、経年による汚れや苔の発生が見られる状態です。
一方で、下地の腐食や雨漏りなどの大きな不具合は確認されなかったため、建物の状態に合わせて塗装工事をご提案させていただきました。





屋根には化粧スレートが使用されており、経年による塗膜の劣化が進行していました。
全体的に色褪せが見られ、施工前はくすんでいる印象です。
また、日当たりの少ない北側の外壁では苔が発生しており、美観の低下が見受けられました。
今回のメンテナンスでは、こうした劣化症状の改善を目的に適切な塗装工事を行っていきます。
スレート屋根の状態を点検したところ、一部にひび割れは見られましたが、全体的には反りや大きな変形は確認されませんでした。
屋根材の状態は比較的良好で、適切なメンテナンスを行うことで今後も十分使用できる状況です。
今回は高圧洗浄で表面の汚れをしっかり除去したうえで、塗装による保護を行いました。
外壁には窯業サイディングが採用されており、経年による塗膜の劣化が進んでいました。
表面には汚れやカビ、苔の付着が見られ、全体的に色褪せが見られます。
また、目地部分のシーリング材も硬化が進行し、細かなひび割れや隙間が発生している状態でした。
建物を長く良好な状態で維持するため、塗装とあわせてシーリングの補修を行っていきます。
屋根塗装は、高圧洗浄やタスペーサーの設置などの下地処理を行った後に進めました。
まずは下塗り工程として、ファインパーフェクトシーラーを塗布しています。
下塗りは、屋根材と仕上げ塗料の密着性を高める役割があり、塗装の耐久性を確保するために欠かせない工程です。
下塗り完了後は、仕上げ塗装へ進みます。
仕上げは中塗りと上塗りの2工程で行い、塗膜に十分な厚みを確保していきます。
今回の屋根には、日本ペイントのファインパーフェクトベスト(ダークグレー色)を採用しました。
ファインパーフェクトベストは、ラジカル制御技術により優れた耐候性を発揮し、紫外線による劣化を抑えながら、美しい外装を長期間維持できる塗料です。
中塗り後は十分な乾燥時間を確保し、同じ塗料を使用して上塗りを行いました。
各工程を丁寧に重ねることで塗膜に適切な厚みが生まれ、屋根を保護する性能の向上につながります。
施工後は色ムラのない美しい仕上がりとなり、落ち着いた印象の外観へと生まれ変わりました。
屋根塗装に続いて、外壁の塗装工事を行いました。
まずは下塗り材のパーフェクトサーフを塗布し、下地を整えていきます。
下塗りは外壁と仕上げ塗料の密着性を高める重要な工程であり、塗装の耐久性向上にもつながります。
特に凹凸のある窯業サイディングでは欠かせない処理で、仕上がりの品質を左右する大切な工程です。
下塗り完了後は、パーフェクトトップを使用して仕上げ塗装(中塗り・上塗り)を行いました。
今回は、外壁色としてND-012(1階)とND-400(2階)の2色を採用し、建物の印象を一新しています。
仕上げ塗装は中塗り・上塗りの2工程で施工し、広い外壁面はローラーを用いて丁寧に塗り重ねました。
パーフェクトトップは優れた耐候性を備え、紫外線による塗膜の劣化を抑えるほか、微細なひび割れにも追従しやすいため、美観と保護性能の維持に適した塗料です。
屋根・外壁の塗装工事完了後は、仕上がりに不備がないかを確認するため、最終点検を実施しました。
その後、お客様にもご確認いただき、無事に工事完了となりました。
今回、施工前に見られた色褪せや汚れが解消され、建物全体が明るく美しい印象へと生まれ変わっています。
塗装後の外観にもご満足いただくことができました。
集合住宅の屋根・外壁メンテナンスにも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
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