2026.07.22
屋上やベランダの防水でよく採用されるシート防水は、軽量で施工性に優れ、比較的安定した品質を保ちやすい工法です。ただし、どんな防水層でも年数の経過とともに劣化は進みます。見た目では小さな不具合でも、放置すると雨漏りや下地の傷みにつながることがあるため、早めの確認が大切です。ここでは…

寒川町一之宮にある築24年の物流倉庫にて、再発した雨漏りについてご相談をいただきました。
過去に部分的な防水補修を実施されていましたが、その後も漏水が発生しており、保管されている荷物への影響を心配されていました。
また、屋上に設置されたハト小屋のひび割れや、折板屋根と外壁の接合部、エクスパンションジョイントの防水劣化も確認されたため、複数箇所の補修工事を行うこととなりました。
今回の工事では、ウレタン防水やシーリング処理を用いて各部の防水性能を向上させています。
雨水の侵入経路となる箇所を重点的に補修したことで、倉庫の運営に支障を与えることなく、雨漏りリスクの軽減につなげることができました。





今回ご相談いただいたのは、寒川町一之宮にある物流倉庫の管理をされているお客様です。
築24年を迎えた建物で、過去に他社による防水補修を行った経緯がありました。
しかし、その後も雨漏りが再発し、建物の維持管理に大きな不安を抱えていらっしゃいました。
物流倉庫には多くの商品や資材が保管されています。
万が一、雨水が内部へ浸入してしまえば、荷物の品質低下だけでなく業務そのものにも影響が及ぶ可能性があります。
そのため、お客様は早急な対策を希望されていました。
現地調査を実施したところ、すでに漏水が発生している箇所が2か所確認され、さらに将来的に雨漏りへ発展する恐れのある箇所も見つかりました。
工事はまず、配管の引き込み部を保護するハト小屋の補修から開始しました。
ハト小屋とは、配線や配管などを建物内部へ引き込むために設置されていて、配管の貫通部分を雨風から保護する役割を担っています。
調査時には、コンクリート表面に複数のひび割れが発生しており、このままでは雨水の浸入経路になる可能性がありました。
そこで最初にケレン作業を行い、表面に付着した汚れや劣化した塗膜を除去します。
防水材の密着性を確保するためには、こうした下地処理が欠かせません。
下地処理が完了した後は、ハト小屋全体にウレタン防水材を施工しました。
ウレタン防水は液状の材料を塗り広げて防水層を形成する工法です。
複雑な形状にも対応しやすく、継ぎ目のない防水層を作れることが大きな特徴です。
今回も天端部分だけでなく立ち上がり部分まで丁寧に施工し、防水層を形成していきました。
十分な厚みを確保するため、防水材は2回に分けて塗布しています。
重ね塗りを行うことで耐久性が向上し、長期間にわたり防水性能を維持しやすくなります。
続いて対応したのが、折板屋根と外壁が接する部分です。
この箇所では、天候や風向きによって漏水したりしなかったりする状況が続いていました。
本来であれば周辺設備の撤去や足場設置を伴う大規模な改修工事が必要となる箇所でしたが、物流倉庫として日々稼働している建物であるため、運営への影響も考慮しなければなりませんでした。
お客様との打ち合わせを重ねた結果、今回は建物の運用を優先し、雨水の侵入口となる隙間へシーリング材を充填する補修方法を選択しました。
屋上ではエクスパンションジョイント部分の補修も実施しました。
エクスパンションジョイントは建物の動きや揺れを吸収するために設けられている重要な部位です。
地震や温度変化による建物の変形に対応する役割を担っています。
確認したところ、過去に施工された防水層が劣化し、剥がれが生じていました。
そこでまず、シーリング材を用いて段差や隙間を整え、防水施工に適した下地を形成しました。
この部分は建物の動きに追従する必要があるため、柔軟性を持つ防水仕様が求められます。
そのため、今回の補修でもウレタン防水を採用しています。
下地調整後は補強メッシュを設置し、その上からウレタン防水材を施工しました。
補強メッシュを組み合わせることで、防水層の強度が向上し、建物の動きによるひび割れや破断を抑える効果が期待できます。
雨漏りは放置すると建物内部への被害が広がり、補修範囲や工事費用が大きくなる可能性があります。
そのため、早期発見と適切なメンテナンスが重要です。
私たち「街の屋根やさん」では、倉庫や工場などの大型建築物における防水工事や雨漏り調査にも対応しております。
建物のことで気になる症状がございましたら、お気軽に無料点検やお見積りをご利用ください!
建物の状態に合わせた最適な補修方法をご提案いたします。
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