2026.06.08
はじめに スレート屋根は、多くの住宅で採用されている薄型の屋根材です。軽量で見た目もスタイリッシュな一方、定期的なメンテナンスを怠ると劣化が進み、雨漏りや屋根材のひび割れといった深刻なトラブルにつながることがあります。その中でも特に重要なメンテナンスのひとつが「塗装」です。本記事…

東京都八王子市松が谷にお住まいのお客様より、「雨が降るたびに天井から水が落ちてくる」とのお困りごとでご相談をいただきました。
お客様邸は築40年以上が経過した立派な瓦屋根のお住まいですが、以前から大雨の際には天井から水が滴り、室内には大きな雨染みが広がっている状態でした。
点検の結果、瓦自体はまだ十分に使える状態であったため、今回は全ての屋根材を新しくするのではなく、既存の瓦を一度取り外して防水紙を交換し、再び同じ瓦を並べ直す「部分葺き直し工事」をご提案しました!





お客様邸は築40年以上の立派な瓦屋根住宅ですが、長年にわたり雨漏りに悩まされていました。
特に強い雨の際には室内に水が滴り落ち、天井には広範囲にシミが発生している状態でした。
雨漏りは建物の劣化を進めるだけでなく、「また漏れてくるのでは」という精神的な負担も大きくなります。
今回の工事は、足場設置を除き約5日間で進められました。
各工程を丁寧に行うことで、安心して長く住める屋根へと仕上げていきます。
まずは屋根の頂部にある棟瓦を解体し、その後、平瓦を一枚ずつ慎重に取り外します。
再利用するため、割れや欠けが出ないよう細心の注意を払いながら作業を進めました。
瓦を撤去すると、古い防水紙や瓦桟が現れます。
これらをすべて取り除き、溜まった土やゴミもきれいに清掃。
新しい材料を設置するための下地を整えます。
屋根の要となる防水紙には、耐久性に優れた製品を使用しました。
隙間なく丁寧に敷き詰めることで、万が一瓦の下に水が入り込んでも、室内へ到達しない構造をつくります。
続いて、瓦を固定するための瓦桟を取り付けます。
今回は水が抜ける構造のものを採用し、より雨水に強い仕上がりにしました。
保管していた瓦を元の位置へ戻していきます。
単純に並べるのではなく、ズレや重なりを微調整しながら施工するため、職人の技術が問われる重要な工程です。
最後に棟部分を積み直し、耐久性に優れた南蛮漆喰シルガードを使用して仕上げます。
すべての工程が完了し、足場を解体して工事は無事終了しました。
お客様からは「とても丁寧に対応してもらい安心できた」とのお言葉をいただき、雨漏りの不安も解消されたご様子でした。
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