2026.07.25
お住まいの状態を良好に保ち、いつまでも安心して暮らすための「家のメンテナンス」について分かりやすくまとめました!毎日雨風から私たちを守ってくれているマイホームですが、年月の経過とともに少しずつ傷みが出てくるものです。特に外壁や屋根周辺は、ダメージを受けやすい重要なポイント。今回は…

相模原市中央区共和のY様邸にて、雨漏りが発生した瓦屋根の部分葺き直し工事を行いました。
お客様より「天井から雨漏りしているので直してほしい」とのご相談をいただいたことが工事のきっかけです。
強風を伴う雨の日だけ室内に水滴が落ちるという症状は、屋根の「入り口」が一か所に限らず、風で雨が押し込まれることで初めて表面化するケースが少なくありません。
今回は「費用を抑えつつ、雨漏りを止めたい」というご要望に沿って、雨漏り直上部のみを13.2㎡葺き直し、防水の要となるルーフィングまで確実に施工しました。





室内の天井には雨染みが見られ、落水箇所の目印としてテープが貼られていました。
水滴が落ちる位置だけでなく、その周囲にも染みが広がっていたことから、雨水の浸入が一度ではなく、繰り返し発生している可能性が考えられます。
雨漏りを放置すると、天井材の腐食や剥離を招くおそれがあり、日常生活にも支障を及ぼす場合があります。
そのため、室内の症状を目視したうえで、屋根側の原因を特定するための調査を進めました。
屋根はセメント瓦で、広い範囲で劣化が確認できました。
雨漏り原因として多い瓦の割れや大きな欠損は、この時点では目立って見受けられません。
とはいえ、表面に問題が見えなくても、下葺き材である防水紙が傷んでいると雨水が室内側へ回り込みます。
特に「強風時だけ発生」という条件は、雨が押し込まれることで弱点が露出するため、棟などの取り合い部を重点的に点検する必要があります。
棟部分を確認すると、面戸に隙間ができており、内部が見える状態でした。
お客様の話では、過去に指摘を受けた際、コーキング処理をしたとのことでしたが、本来は瓦を固定し雨水の浸入を抑えるために漆喰で納める部位です。
隙間があると、強風時に雨が吹き込み、防水紙の劣化を早めて雨漏りへつながります。
梁や柱など躯体への影響も懸念されるため、雨漏り直上部の下葺きから見直す部分葺き直しをご提案しました。
葺き直し工事は、雨漏りが発生している部屋の上部を中心に、既存の瓦を一度取り外しました。
下地はバラ板で、経年劣化の影響を受けやすいことから、傷みが見られた箇所には補強を施しています。
屋根は瓦だけでなく、その下にある下地や防水層が雨水の浸入を防ぐ重要な役割を担っています。
そのため、部材の劣化状況を見極めながら、必要な箇所へ適切な補修を行いました。
部分施工であっても、耐久性を左右する重要な工程のため、一つひとつの作業を慎重に進めています。
次に、防水の要となる改質アスファルトルーフィングを敷設しました。
施工面には重ね代を確保しながら敷設し、面で連続した防水層になるよう整えていきます。
ルーフィングを施工することで、下地が雨水に直接さらされる状況を解消し、万一瓦の隙間から水が入っても室内側へ落ちにくい構造へ近づきます。
こうした「防水層」の立て直しは、雨漏り再発防止の基本となる工程です。
ルーフィングの施工後は、瓦を元の位置へ戻しながら全体の納まりを整えました。
部分的な葺き直しでは、既存部分との取り合いが雨水の浸入経路になりやすいため、瓦の重なりや通りが自然につながるよう、一枚ずつ位置を調整しています。
瓦の並びを整えることで、美観とともに排水性にも配慮した仕上がりになります。
既存瓦を活用しながらも、必要な箇所には細かな調整を加え、精度を意識して作業を進めました。
棟では、面戸を塞ぐために漆喰を施工し、土台を形成しました。
漆喰を棟に沿って隙間なく施工することで、風雨の吹き込みを抑える効果が期待できます。
特に、強風を伴う雨では棟周辺から雨水が浸入するケースもあるため、納まりには十分配慮しながら作業を進めました。
職人がコテを使って厚みや形状を調整し、水が浸入しにくいよう一つひとつ施工しています。
漆喰の上に棟瓦を復旧し、銅線で固定したうえで、要所にコーキングを施し、防水性を確保しました。
棟は風の影響を受けやすい場所でもあるため、固定と防水を両立させることが重要です。
部分工事であっても、最後の収まりが甘いと同じ症状を繰り返しかねないため、棟ラインが安定していることを確認しながら仕上げました。
相模原市中央区共和のY様邸では、強風を伴う雨で発生する雨漏りに対し、漏水箇所の直上部を対象とした部分葺き直し(約13.2㎡)と、棟漆喰の補修・復旧を行いました。
傷みが見られた下地は補強し、その上から改質アスファルトルーフィングを重ね張りすることで、瓦の下で雨水の浸入を防ぐ防水層を補強しています。
ご予算へのご要望にも配慮しながら、必要な箇所を優先して施工を実施しました。
天井に雨染みがある場合や、「風の強い日に雨漏りが起こる」といった症状でお困りの際は、お気軽に街の屋根やさんまでご相談ください。
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