2026.09.02
最近、お庭から見上げる我が家のスレート屋根が、「なんだか白っぽく色あせて見える…」そんな小さな変化に気づいたことはありませんか?現在多くの住宅で使われているスレート屋根は、定期的な「塗り替え」でお家の防水性を保つ必要があります。今回は、スレート屋根が発している「塗り…

海老名市扇町在住のお客様より、「訪問業者から『屋根が赤茶色に変色していて錆びている』と指摘されて不安」とのご相談をいただいたことが、工事のきっかけです。
10年ほど前に瓦屋根からガルバリウム鋼板屋根へ葺き替えており、傷みが進んでいないか気にされていました。
そこで弊社が現地へ伺い、屋根全体の状態や付帯部の劣化まで点検し、必要なメンテナンス内容をご案内しました。





屋根全体を見ていくと、表面は赤錆で荒れている状態ではなく、もともとの色が抜けてペールブラウンに褪色している状態でした。
ガルバリウム鋼板そのものに大きな穴あきや著しい腐食は見られず、すぐに葺き替えが必要という段階ではありません。
ただし、日差しや風雨の影響で塗膜の防水性・保護性は低下しており、このまま年数が進むと金属素地を守る力が弱まってしまいます。
早めに塗装で保護層をつくり直すことが、屋根を長持ちさせるうえで大切です。
表面を手で触れると、指先に粉状のものが付着しました。
これはチョーキング現象で、塗膜が紫外線や熱の影響で分解され、顔料が表面に浮き出ているサインです。
見た目だけの問題ではなく、塗装本来の保護機能が落ちている目安でもあります。
まだ錆が広がっていない段階で塗り替えを行えば、余計な補修費用を抑えやすく、将来的な劣化リスクの軽減にもつながります。
屋根だけでなく、破風板の状態も細かく見ていくと、表面の塗膜が薄くなり、一部では剥がれがはっきり出ていました。
木部は塗装による保護が弱ると雨や紫外線の影響を受けやすく、反りや傷みにつながることがあります。
軒先まわりは住まいの印象にも関わる部分ですので、屋根塗装とあわせて整えておくことが大切です。
屋根本体だけでなく付帯部まで一緒に手入れすることで、外装全体の耐久性と見た目のまとまりをしっかり高められます。
屋根塗装する前に、高圧洗浄で汚れを落としたうえで、屋根表面のケレン作業を実施しました。
ケレンは、古い塗膜の弱った部分や細かな汚れを整え、次に塗る塗料がしっかり密着するよう下地をつくる大切な工程です。
見えにくい作業ですが、ここを丁寧に行うかどうかで仕上がりや耐久性に差が出ます。
ガルバリウム鋼板のような金属屋根では、下地調整が不十分だと早期の剥がれにつながることもあるため、弊社では一面ずつ状態を見ながら手を抜かずに進めています。
下地調整後は、遮熱塗料の性能をしっかり引き出すために、専用のサーモアイプライマーで下塗りを行いました。
白色の下塗り材は上塗り材との組み合わせによって日射反射率を高めやすく、屋根表面の温度上昇を抑えるうえでも重要な役割を持っています。
また、金属屋根と上塗り塗料の密着を助け、塗膜を長持ちさせる基礎にもなります。
遮熱塗料は下塗り材まで含めて性能を発揮する仕様ですので、材料選びと施工手順の両方がとても大切です。
下塗りが十分に乾いた後、サーモアイSiの中塗り工程へ進みました。
お客様にお選びいただいたのは、落ち着きがあり住まい全体になじみやすいクールライトブラウンです。
中塗りでは、色を付けるだけでなく、塗膜の厚みを確保して保護力を高める意味があります。
ローラーで均一に塗り広げながら、重なり部分や細かな段差にも塗り残しが出ないよう注意して施工しました。
遮熱性と美観を両立させるためには、ただ塗るだけでなく、規定の塗布量を意識してムラなく仕上げることが欠かせません。
中塗りの後には上塗りを行い、塗膜の厚みと表面の均一性をさらに整えました。
2回に分けて塗装することで、色合いに深みが出るだけでなく、紫外線や雨風から屋根を守る力も高まりやすくなります。
屋根材の形状に沿って塗料をしっかりのせることで、見た目にもなめらかで落ち着いた印象へ仕上がりました。
サーモアイSiによる重ね塗りは、金属屋根の保護と屋根表面の温度上昇を抑える効果が期待できる方法です。
屋根とあわせて、劣化が出ていた破風も塗装で仕上げました。
木部は表面の塗膜が傷むと水分を吸いやすくなるため、早めに保護し直しておくことが長持ちのポイントです。
塗装前には状態を整え、塗料がしっかり付くよう配慮しながら作業を進めています。
艶のある仕上がりになったことで、屋根だけが新しく見えるのではなく、住まい全体に統一感が出ました。
付帯部まできちんと手を入れることで、外装全体の防水性と美観をバランスよく整えることができます。
海老名市扇町のお住まいでは、金属屋根の褪色とチョーキング、そして破風の塗膜剥がれが主な劣化症状でした。
そこで葺き替えではなく、既存屋根を活かした遮熱塗装をご提案し、ケレン・サーモアイプライマー・サーモアイSiによる適切な工程で保護性能を高めています。
仕上がりは見た目が整うだけでなく、屋根の耐久性向上と暑さ対策にもつながる内容となりました。
街の屋根やさんでは、屋根材の種類や劣化状況を見極めたうえで、本当に必要な工事を分かりやすくお伝えしています。
無料調査では屋根だけでなく、破風や軒先など周辺部まで点検しておりますので、色あせや塗膜の傷みが気になった際は、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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