2026.08.31
屋根や外壁のリフォームをご検討中のお客様から、近年とても多くいただくのが「ガルバ鋼板って実際どうなの?」というご相談です。ガルバ鋼板は、軽さと耐久性のバランスに優れた人気の建材ですが、どんな住まいにも無条件で最適というわけではありません。大切なのは、素材の長所だけでなく注意点まで…
既存の屋根をそのまま活かして、その上から新しい軽い屋根材を重ねていくリフォーム方法をカバー工法と呼びます。
古くなった屋根を剥がして処分する手間や費用が省けるため、近年とても人気を集めている工法です。
「上から重ねたら、屋根が重くなって地震に弱くなるのでは?」と心配される方もいらっしゃいますが、安心してください。
最近のカバー工法で使われる屋根材は、ガルバリウム鋼板などの非常に軽くて丈夫な素材が主流です。
そのため、建物にかかる重さの負担を最小限に抑えながら、ピカピカの新しい屋根に生まれ変わらせることができます。
屋根のカバー工法にかかる費用の相場は、一般的な30坪程度の住宅であれば、およそ80万円から130万円前後が目安となります。
もちろん、選ぶ屋根のグレードや建物の形状、傷みの進行具合によって金額は多少前後します。
一見すると「少し高いな」と感じるかもしれませんが、古い屋根を剥がして処分する「葺き替え工事」と比べると、廃棄物の処理費用が浮く分、数十万円ほど安く抑えられるケースがほとんどです。
また、工事期間も短く済むため、足場を組む日数を減らせるという隠れたコストカットのメリットもあります。
カバー工法で新しくなった屋根は、基本的に25年〜30年ほどの長い耐用年数を誇ります。
特に現在主流となっているガルバリウム鋼板を使ったカバー工法であれば、サビに強く、耐久性も非常に優れているため安心です。
とはいえ、「一度工事をしたら、一生何もしなくていい」というわけではありません。
新しい屋根材そのものは長持ちしますが、外側のシーリング(目地などのゴム状の部分)や漆喰などは、10年〜15年ほどで点検や部分的なお手入れが必要になります。
長く快適に暮らすためには、施工後も定期的にプロの点検を受けることが大切です。カバー工法で新しくなった屋根は、基本的に25年〜30年ほどの長い耐用年数を誇ります。
特に現在主流となっているガルバリウム鋼板を使ったカバー工法であれば、サビに強く、耐久性も非常に優れているため安心です。
費用も抑えられてメリットの多いカバー工法ですが、実はどんな屋根でもできるわけではありません。
例えば、雨漏りがすでに家の中まで深刻に進行していて、下地の木材までボロボロに腐ってしまっている場合はカバー工法ができません。
下地がしっかりしていない状態で上から新しい屋根を被せても、すぐに固定が外れてしまったり、さらなる雨漏りの原因になったりするからです。
また、過去にすでに一度カバー工法をしている屋根や、瓦屋根のように形状が特殊な場合も、基本的にはカバー工法を行うことができません。
我が家の屋根が適しているかどうかは、プロの業者にしっかり下を見てもらい判断してもらいましょう。
今回は、屋根のカバー工法の費用や耐用年数についてご紹介しました。
古い屋根を剥がさずに上から重ねるカバー工法は、費用を抑えつつ長期間の安心を手に入れられる非常に魅力的な選択肢です。
ただし、お住まいの屋根の傷み具合や下地の状態によっては、別の工法が適している場合もあります。
「うちの屋根はどうなんだろう?」と気になった方は、まずは信頼できる専門業者に相談して、現在の屋根の状態を正確に知ることから始めてみてくださいね。
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