2026.09.07
自宅の屋根を見たとき、「色あせが気になる」「ところどころ傷んでいる気がする」と不安になることはありませんか。いざ屋根リフォームを考えたとき、古い屋根をすべて剥がす「葺き替え」にするか、上から新しい屋根を被せる「カバー工法」にするか迷ってしまう方も多いはずです。今回は、コストを抑え…

今回の海老名市中央在住のお客様は、屋根塗装を検討して見積もりを依頼した際、「この屋根はパミールなので塗装には向いていない」と伝えられ、不安を感じていらっしゃいました。
その後、ご自身でも屋根材について調べたところ、パミールは劣化が進むと剥がれや割れが発生しやすいことを知り、現在の状態を詳しく把握したいと弊社へご相談をいただいたことが、工事のきっかけです。
さっそく、築13年のお住まいを点検したところ、屋根全体にパミール特有の層間剥離が見られ、端部や重なり部分では屋根材が崩れ始めている状態でした。





屋根全体を見ていくと、表面が何層にもめくれるように傷んでおり、パミールに多く見られる劣化症状が出ていました。
特に軒先から棟にかけては、屋根材の縁が不規則に浮き上がり、ところどころで剥がれが進んでいます。
こうした状態になると見た目の問題だけでは済まず、風の影響を受けやすくなったり、脆くなった屋根材が欠けたりする恐れがあります。
塗膜の傷みではなく屋根材そのものの不具合であるため、一般的な塗装メンテナンスでは十分な改善が見込めない状態でした。
近くで見ると、屋根材の先端や重なり部分が波打つように剥がれ、中央付近では欠け落ちたような傷みも見受けられました。
これは表面だけが荒れているのではなく、材料の層が剥がれながら、屋根材自体が弱くなっているサインです。
ここまで進行すると、塗料を塗っても下地の脆さまでは補えず、施工後に再び剥離が目立つ可能性があります。
さらに、割れた部分から雨水の影響を受けやすくなるため、塗装ではなく屋根カバー工法が適した段階と判断しました。
さらに細部を見ていくと、表層が粉を吹いたように荒れ、めくれた部分の下地が露出していました。
パミールは劣化が進むと非常に割れやすくなり、点検や工事の際にも慎重な扱いが欠かせません。
無理に荷重をかけるとひび割れや破損を招き、状態を悪化させてしまいます。
こうした特徴を踏まえ、既存屋根を大きく傷めずに保護できる方法として、既存屋根材を撤去せずに施工できるカバー工法をご提案しました。
屋根カバー工事では、まず棟板金と既存の貫板を撤去するところから始めました。
棟部分は屋根の頂部にあたり、新しい屋根材と防水層を納めるためには、古い部材をきちんと外しておく必要があります。
劣化したパミールの上での作業となるため、踏む位置や体重のかけ方に細心の注意を払いながら進めました。
無理な力をかけず、屋根材の状態を見極めながら下地を整えることで、このあとの工程を安全かつ確実に進められます。
下準備が整ったあとは、屋根全体に防水紙「タディスセルフ」を敷設しました。
屋根カバー工法では、新しい屋根材の下に防水層をしっかり設けることが重要です。
万が一、表面から雨水が入り込んでも、この防水紙が建物内部への浸水を防ぐ役割を担います。
屋根の防水性を支える中心となる工程ですので、見えない部分でも手を抜かず、隙間や浮きが出ないよう細かく納めていきました。
防水紙の上には、新しい屋根材としてスーパーガルテクトを施工しました。
スーパーガルテクトは金属屋根の中でも軽量で、既存屋根の上から重ねるカバー工法と相性のよい材料です。
建物への負担を抑えながら、耐久性や断熱性も期待できるため、今後の維持管理を考えるうえでも安心感があります。
屋根面に沿って一枚ずつ固定し、ラインが乱れないよう調整しながら葺き上げることで、見た目もすっきりとした仕上がりになりました。
劣化の進んだパミールを覆い、長く使いやすい屋根へと生まれ変わっています。
屋根本体の施工後は、棟板金を固定するための新しい貫板を取り付けました。
棟は風の影響を受けやすい部分でもあるため、下地の精度がとても重要です。
使用した木材はまっすぐ納め、固定位置や通りを整えながら施工していきました。
こうした下地がしっかりしていないと、仕上げの棟板金が浮いたり、強風時に不具合が出やすくなったりするため注意が必要です。
表面材だけでなく、棟まわりの下地づくりまで行うことで、屋根全体の耐久性向上につなげています。
仕上げとして棟板金を取り付け、あわせて換気棟も設置しました。
換気棟は小屋裏にこもりやすい熱気や湿気を外へ逃がす役割があり、夏場の暑さ対策や冬場の結露軽減にも役立ちます。
屋根を新しくするだけでなく、住まい全体の快適性まで見据えて取り入れられる点は大きなメリットです。
棟板金との取り合い部分は、雨水の流れや風の吹き込みに配慮しながら納め、機能と見た目の両面を整えました。
これで傷みの進んだパミール屋根もしっかり保護され、安心して暮らせる屋根へと生まれ変わりました。
海老名市中央のお住まいでは、パミール特有の層間剥離が進み、屋根材の端部が剥がれて崩れ始めていました。
このような症状は塗装で根本的に改善することが難しく、無理に塗り替えても長持ちしにくいため、建物の状況に合った方法を選ぶことが大切です。
そこで弊社では、既存屋根を活かしながら防水性と耐久性を高められるカバー工法をご提案し、スーパーガルテクトでしっかり仕上げました。
さらに換気棟も設けることで、屋根の保護だけでなく住まいの快適性にも配慮しています。
街の屋根やさんでは、屋根材の種類や劣化状況を踏まえたうえで、本当に適した工事をわかりやすくご案内しています。
屋根の無料点検も承っておりますので、塗装できるのか迷っている方や、パミールの傷みが気になる方は、どうぞお気軽にご相談ください。
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