2026.06.08
はじめに スレート屋根は、多くの住宅で採用されている薄型の屋根材です。軽量で見た目もスタイリッシュな一方、定期的なメンテナンスを怠ると劣化が進み、雨漏りや屋根材のひび割れといった深刻なトラブルにつながることがあります。その中でも特に重要なメンテナンスのひとつが「塗装」です。本記事…

八王子市みなみ野にお住まいのお客様より、「前回の塗装から年数が経ったので、屋根の状態を一度しっかり確認してほしい」とご相談をいただきました。
築28年を迎えたスレート屋根は、10年前に塗装メンテナンスを実施されていましたが、経年による色あせや苔の発生が目立ち始めていました。
現地調査では、塗膜の防水性低下に加え、棟板金内部の貫板の劣化も確認されたため、今回は屋根塗装だけではなく、棟板金交換工事も含めたメンテナンスをご提案しました!
塗装には、日本ペイントの「ファインパーフェクトベスト」を使用し、ラジカル制御技術によって耐候性を高めています。
見た目の美しさだけでなく、今後長く安心して暮らせる住まいへと生まれ変わりました。





実際に屋根へ上がって調査を行うと、塗膜の防水性能が低下しており、スレート材が水分を吸収しやすい状態になっていました。
スレート屋根は塗膜によって防水性を保っていますが、塗装の劣化が進むと雨水を吸いやすくなり、苔やカビの発生につながります。
塗装工事の前に、最初に行ったのが棟板金交換工事です。
既存の棟板金を取り外してみると、内部の貫板には経年劣化による傷みが見られました。
木製の貫板は長年雨水や湿気の影響を受けることで腐食が進む場合があります。
その後、新しい貫板を設置し、上からガルバリウム鋼板製の棟板金を取り付けました。
ガルバリウム鋼板は、軽量で耐久性が高く、錆びにも強い素材です。
近年では屋根リフォームでも広く採用されており、長期間安心して使用できる点が大きなメリットです!
また、新設した棟板金部分には、塗装前に錆止め塗料を塗布しています。
棟板金交換後は、塗装前の下準備として高圧洗浄を行いました。
屋根には長年蓄積した苔やカビ、古い塗膜の粉化物などが付着していました。
これらを残したまま塗装してしまうと、新しい塗料がしっかり密着せず、剥がれの原因になってしまいます。
スレート屋根塗装で非常に重要となるのが、タスペーサーの設置です。
タスペーサーとは、スレート同士の重なり部分に差し込む小さな部材で、「縁切り」と呼ばれる役割を担っています。
塗装後に隙間が完全に塞がってしまうと、屋根内部へ入り込んだ湿気や雨水の逃げ道がなくなり、内部腐食や雨漏りの原因になることがあります。
そこで、塗装前にタスペーサーを取り付けることで適切な隙間を確保し、通気性と排水性を維持しています。
下塗りには「ベスコロフィラーHG」を使用しました。
この塗料は、傷んだスレート表面を整える性能に優れており、細かな凹凸を補修しながら塗膜の密着力を高めてくれます。
中塗り・上塗りには、日本ペイントの「ファインパーフェクトベスト」を採用しました。
カラーは落ち着きのある「ニューブラウン」を選定しています。
この塗料の特徴は、ラジカル制御技術による高い耐候性です。
紫外線による塗膜劣化を抑えることで、色あせやチョーキング現象を起こしにくく、美観を長く維持できます。
施工後の屋根は、美しいツヤと落ち着いた色合いを取り戻し、建物全体の印象も大きく変わりました。
今回の工事では、見た目を整えるだけではなく、棟板金交換や下地調整、縁切り作業までしっかり行ったことで、耐久性にも優れた安心の屋根へと生まれ変わっています。
屋根は毎日紫外線や雨風にさらされ続けるため、定期的な点検と適切なメンテナンスがとても大切です。
小さな劣化を早めに発見することで、大規模な修繕を防ぎやすくなります。
「最近屋根を見ていない」「そろそろ塗装時期かもしれない」と感じている方は、ぜひ一度点検をご検討ください。
「街の屋根やさん」では、屋根の状態を丁寧に確認し、お住まいに合った最適な工事をご提案しております。
点検やお見積もりは無料で承っておりますので、屋根に関するお悩みがありましたらお気軽にご相談ください!
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