2026.06.08
はじめに スレート屋根は、多くの住宅で採用されている薄型の屋根材です。軽量で見た目もスタイリッシュな一方、定期的なメンテナンスを怠ると劣化が進み、雨漏りや屋根材のひび割れといった深刻なトラブルにつながることがあります。その中でも特に重要なメンテナンスのひとつが「塗装」です。本記事…

東京都八王子市台町にて、築14年を迎えたお住まいのスレート屋根塗装工事を実施しました。
今回のお客様は、「屋根の色褪せが気になってきた」「今のうちにしっかりメンテナンスしておきたい」という思いからご相談くださいました。
屋根は普段なかなか状態を確認できない場所だからこそ、劣化に気づきにくく、気付いた頃には症状が進行しているケースも少なくありません。
現地調査では、化粧スレート全体に塗膜の劣化や色褪せが見られ、北側には苔の繁殖も確認できました。
また、一部には飛来物による軽微なひび割れも発生していました。
幸いにも屋根材そのものの状態は大きく傷んでおらず、適切な補修と塗装を行うことで十分に保護できる状態でした。
そこで今回は、遮熱性能に優れた「サーモアイSi」を使用した屋根塗装工事をご提案し、機能性と美観の両方を高める施工を行いました!





お客様のお住まいは築14年が経過しており、これまで大きな屋根メンテナンスは行っていなかったそうです。
地上から見る限りでは大きな異常は感じられなかったものの、「最近屋根の色が薄くなってきた気がする」と感じておられました。
工事は足場の設置からスタートしました。
安全に作業を進めるだけでなく、近隣への飛散防止対策としても足場とメッシュシートは重要な役割を果たします。
洗浄後は、事前調査で確認していたスレートのひび割れ補修を行いました。
下地補修が完了した後は、下塗り作業へ進みます。
今回使用したのは、日本ペイントの遮熱専用下塗り材「サーモアイシーラー」です。
スレート屋根塗装で欠かせない工程が「縁切り」です。
今回はタスペーサーという専用部材を使用して、屋根材同士の隙間を確保しました。
塗装後に隙間が塞がってしまうと、内部へ入り込んだ雨水の逃げ道がなくなり、毛細管現象によって雨漏りを引き起こすことがあります。
タスペーサーを適切な位置へ挿入することで、雨水がスムーズに排出される環境を整えました。
仕上げには遮熱シリコン塗料「サーモアイSi」を使用しました。
カラーは落ち着きと高級感のある「クールナポリブラウン」を採用しています。
塗装は中塗り・上塗りの2工程に分け、十分な乾燥時間を確保しながら丁寧に施工しました。
今回採用したサーモアイSiは、太陽光に含まれる赤外線を効率よく反射する遮熱塗料です。
夏場は屋根表面が非常に高温になりますが、遮熱塗料を施工することで温度上昇を抑え、室内へ伝わる熱を軽減する効果が期待できます。
その結果、エアコン効率の向上にもつながり、省エネ効果も期待できるのが大きな特徴です。
また、スレート屋根の防水性や耐候性を向上させることで、屋根材そのものを長持ちさせる効果もあります。
美観だけでなく、機能性まで高められるのが遮熱塗装の魅力です。
屋根は普段見えにくい場所だからこそ、定期的な点検と早めのメンテナンスが重要になります。
特にスレート屋根は、築10〜15年頃が塗装メンテナンスの目安とされています。
劣化を放置すると塗装だけでは対応できなくなり、カバー工法や葺き替え工事など大掛かりな工事が必要になる場合もあります。
だからこそ、軽微な症状の段階で適切なメンテナンスを行うことが、お住まいを長持ちさせるポイントです。
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