2026.05.18
はじめに 屋根のリフォームを検討するとき、「瓦葺き替え」という言葉を耳にすることがあるでしょう。古くなった瓦をすべて新しくする大規模な工事ですが、どのような状態のときに必要なのか、どんな流れで進むのか、意外と知らない方も多いはずです。この記事では、瓦葺き替えの基礎知識から工事の流…

相模原市緑区橋本にある賃貸工場にて、工場内部の塗装ブースで雨漏りが発生しているとのご相談をいただきました。
塗装作業は品質管理が重要なため、天井からの漏水は作業環境に大きな影響を与えていました。
不動産管理会社様を通じて現地調査を行ったところ、築40年を迎えた波板屋根の老朽化に加え、過去の補修箇所が破損し、防水機能が失われていることが判明しました。
そこで既存の屋根材を撤去し、耐久性と防錆性に優れたガルバリウム鋼板製波板へ葺き替え工事を実施しました。
継ぎ目のない一枚物の屋根材を採用したことで雨漏りの原因を根本から解消し、安心して作業できる環境を取り戻すことができました。





今回ご相談いただいたのは、相模原市緑区橋本にある賃貸工場のオーナー様です。
調査当日は雨が降っていたため、実際の雨漏り状況を確認する絶好の機会となりました。
まず室内から漏水箇所を確認し、その後雨が弱まったタイミングで屋根へ上がり詳細な点検を行いました。
既存屋根は金属製の小波板で施工されていましたが、全体的にサビが進行し、腐食による劣化が目立つ状態でした。
さらに調査を進めると、過去に補修された形跡があり、本来の屋根材の上から波板を重ねた二重構造になっていました。
しかし、その補修部分の一部が失われており、棟付近には大きな欠損が発生していました。
棟板金も変形・破損しており、その内部にある防水紙も切れていたため、ここから雨水が侵入していることが判明しました。
部分補修では再発の可能性が高いことから、屋根全体を新しくする葺き替え工事をご提案し、ご依頼をいただきました!
工事ではまず、既存の波板屋根を撤去する作業から開始しました。
二重になっていた屋根材をすべて取り外すことで、これまで見えなかった下地の状態を確認できます。
撤去後に確認したところ、防水紙は施工されていたものの、長年の使用によって各所に破れや傷みが生じていました。
雨漏りが発生していた原因は、屋根材の破損だけではなく、防水紙の劣化も大きく関係していたことが分かりました。
続いて、新しい波板を固定するための下地桟を施工しました。
今回使用する屋根材の形状に合わせ、桟を棟と平行になるよう配置し、455mm間隔で均等に設置していきます。
下地工事が完了した後は、新しい防水紙(ルーフィング)を敷設しました。
ルーフィングは屋根材の下で建物を守る二次防水層として機能します。
軒先から棟へ向かって順番に敷き込み、約100mmの重ね幅を確保しながら施工することで、万が一屋根材の隙間から雨水が入り込んだ場合でも、建物内部への浸水を防ぐ仕組みになっています。
新しい屋根材には、耐食性に優れたガルバリウム鋼板製波板を採用しました。
今回使用した屋根材は厚さ0.35mmで、既存屋根よりも厚みがあり、耐久性の向上が期待できます。
また最大の特徴は、軒先から棟までを一枚で製作した継ぎ目のない仕様です。
一般的に屋根材の継ぎ目は雨漏りリスクが高まる箇所ですが、一枚物を採用することでそのリスクを大幅に軽減できます。
施工時は建物のわずかな歪みも考慮しながら位置を細かく調整し、ステンレス製スクリュー釘でしっかり固定しました。
最後に屋根の頂部へ棟板金を取り付けました。
あわせて隣接する小波スレート屋根との接合部分も丁寧に納め、雨水が侵入しないよう防水処理を実施しています。
すべての工程を終え、屋根全体の防水性能と耐久性を大きく向上させることができました!
今回の葺き替え工事によって、塗装ブースで発生していた雨漏りは解消されました。
特に継ぎ目のないガルバリウム鋼板製波板を採用したことで、今後の漏水リスクを抑えながら長期間安心して使用できる屋根へ生まれ変わっています。
工場や倉庫の屋根は面積が広く、雨漏りの原因特定が難しいケースも少なくありません。
しかし、早めの点検と適切な工事を行うことで、建物へのダメージを最小限に抑えることができます。
街の屋根やさんでは、工場・倉庫・事業用建物の雨漏り調査や屋根修理にも対応しております。
屋根の傷みや雨漏りでお困りの際は、お気軽にご相談ください。
点検やお見積りは無料で承っておりますので、建物の状態確認だけでもぜひご活用ください!
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