2026.05.22
はじめに 漆喰は、日本の伝統的な外壁や屋根に使われてきた素材で、耐久性や調湿性に優れています。しかし、寒冷地や寒暖差の大きい地域では、「凍害」と呼ばれる劣化が起きることがあります。凍害は放置すると建物の構造にまで影響を及ぼす可能性があるため、早期発見と適切な対応が大切です。本記事…

神奈川県高座郡寒川町一之宮にお住まいのお客様より、「台風の後に庭へ瓦が落ちていた」とのお問い合わせをいただきました。
築27年を迎えた住宅の青い洋瓦屋根を確認したところ、隅棟部分の瓦が脱落していることが判明しました。
また、以前から使用していなかったテレビアンテナについても、強風による被害を心配されており、あわせて撤去をご希望されました。
そこで屋根全体の点検を実施し、隅棟の補修工事とアンテナ撤去工事を行いました。
耐久性に優れた強力なんばんしっくいを使用して土台を再構築し、瓦を確実に固定したことで、安全性の高い屋根へと復旧することができました。





今回ご相談をいただいたのは、築27年の洋瓦屋根のお住まいにお住まいのお客様です。
大型台風が通過した翌日、庭先に瓦が落ちているのを発見されたことで不安を感じられたそうです。
屋根を見上げて確認すると、屋根の斜面が交わる隅棟部分から瓦がなくなっている状態でした。
瓦は一枚でも重量があるため、落下場所やタイミングによっては人や車に被害を及ぼす危険があります。
お客様は「ほかにも外れそうな瓦があるのではないか」「屋根の状態を詳しく確認してほしい」と心配されていました。
さらに、長年使われていないテレビアンテナも設置されたままとなっており、「今後の台風で倒れる前に撤去したい」とのご要望もいただきました。
そのため、屋根点検と補修工事、アンテナ撤去を同時に実施することになりました。
まずは屋根へ上がり、細部まで状態を確認しました。
屋根材には、波を描くような美しいデザインが特徴のS形瓦が使用されていました。
調査の結果、隅棟の下から2段目に設置されていた瓦が完全に脱落していることを確認しました。
お客様による応急処置は施されていましたが、長期間そのままにできる状態ではありません。
雨水の浸入やさらなる瓦のズレを防ぐためにも、早急な本格補修が必要でした。
屋根上の作業は危険を伴うため、破損を発見した際には無理に確認せず、専門業者による点検を受けることの重要性もご説明しました。
隅棟の補修では、まず既存の傷んだ漆喰を除去しました。
その後、防水性能に優れた「強力なんばんしっくい」を使用して新たな土台を形成します。
この材料には防水成分が配合されているため、水分を吸収しにくく、雨風による劣化を抑えられる特徴があります。
そのため、長期間にわたって棟瓦を安定して支えることができます。
しっかりと土台を整えた後は、同形状のS形瓦を元の位置へ丁寧に据え付けました。
瓦の納まりを細かく確認しながら施工することで、見た目の違和感がない自然な仕上がりを実現しています。
最後に、設置した瓦を銅線でしっかり固定しました。
固定力を高めることで、今後の台風や強風時にも瓦が動きにくくなり、脱落リスクの低減につながります。
補修後は、どこを修理したのかわからないほど美しく復旧することができました。
屋根補修とあわせて、不要となっていたテレビアンテナの撤去も行いました。
使用されていないアンテナであっても、屋根上に残っている限り風の影響を受け続けます。
経年劣化した支柱や固定ワイヤーが破損すると、アンテナが倒れて瓦を傷つけたり、落下による事故を招いたりする恐れがあります。
今回の撤去によって屋根への負担が軽減され、安全性も向上しました。
屋根工事の際に付帯設備の整理を行うことは、住まい全体のリスク軽減にもつながります。
瓦屋根は非常に耐久性の高い屋根材ですが、瓦を支える漆喰や固定部材は経年とともに劣化していきます。
小さなズレや破損を放置すると、大きなトラブルへ発展する可能性もありますので、定期的な点検がおすすめです。
街の屋根やさんでは、今回のような部分補修からアンテナ撤去、屋根全体のリフォームまで幅広く対応しております。
「屋根の状態が気になる」「台風後の点検をしてほしい」とお考えの際は、ぜひお気軽にご相談ください。
無料点検やお見積りも承っておりますので、大切なお住まいを長く守るためにも、お気軽にご活用いただければ幸いです。
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