2026.10.23
相模原市南区にお住まいのお客様から、「屋根の塗り替えを考えているけれど、屋根材の状態が気になる」とご相談をいただき、私たち街の屋根やさんで現地調査に伺いました。お住まいを見上げた第一印象は、全体として塗膜の色は残っているものの、細かな不具合がすでに表面化しており、見た目以上に慎重…

伊勢原市日向在住のお客様より、屋根材の剥がれや反りが目立ってきたため、今後のメンテナンス方法についてご相談をいただきました。
お住まいは築16年で、10年前に一度屋根塗装をされていましたが、再び傷みが進んできたことで不安を感じられていたそうです。
そこで街の屋根やさんが点検にうかがったところ、使用されていたのは塗装では根本的な改善が難しいパミール屋根でした。
長く安心して暮らせる方法として、葺き替えとカバー工法を比較し、費用と工期の負担を抑えられる屋根カバー工事をご提案しました。





屋根全体を見ていくと、表面の色あせだけではなく、屋根材の端部に細かな浮きや不陸が見られました。
ぱっと見では大きな破損が少ないようにも見えますが、パミールは内部から劣化が進みやすく、見た目以上に注意が必要な屋根材です。
10年前に塗装されていたことで一時的に外観は整っていたものの、素材自体の傷みは止められず、全体的に耐久性が落ちている状態でした。
このまま年数が経つと、風雨の影響で浮きや剥がれが増え、雨水の侵入口ができやすくなるため、早めの対策が大切です。
近くで見ると、屋根材の表層が何層にもはがれるミルフィーユ状の剥離が各所で起きていました。
これはパミールでよく見られる劣化症状で、塗膜の問題ではなく屋根材そのものが傷んでいるサインです。
表面がめくれた部分は雨や紫外線の影響をより強く受けるため、劣化の進行がさらに早まります。
こうした状態になると、再塗装をしても脆くなった層を補強することはできず、むしろ見た目だけ整ってしまって不具合を見落としやすくなることもあります。
一部では屋根材が反って持ち上がり、そのすき間から下地が見えている箇所もありました。
幸いなことに、この時点では室内への雨漏りは起きていませんでしたが、防水性の低下が懸念される状態です。
反った部分は風の影響も受けやすく、今後さらに欠けたり飛散したりするおそれがあります。
こうなると部分補修での対応は難しく、屋根全体を面で保護する工事が必要になります。
街の屋根やさんでは、既存屋根の状態とご予算、今後の維持管理まで見据え、カバー工法が現実的な改修方法だと判断しました。
工事では、まず既存の棟板金を解体・撤去し、新しい屋根材を納めるための下準備を行いました。
棟部分は屋根の面と面が合わさる重要な場所で、ここをきれいに整えておくことが仕上がりと防水性に大きく関わります。
撤去後は、既存屋根の状態や段差、浮きの具合を細かく見ながら、次の工程に支障が出ないよう調整しました。
カバー工法は既存屋根の上から施工できる効率のよい方法ですが、下準備が不十分だと新しい屋根材の性能を十分に発揮できません。
見えなくなる部分こそ丁寧に進めることが、長持ちする屋根づくりの基本です。
下準備の後は、屋根全体にルーフィング材のタディスセルフを敷設しました。
ルーフィングは屋根材の下で雨水の侵入を防ぐ、いわば屋根の二次防水を担う大切な部材です。
表面の屋根材がどれだけ高性能でも、この防水層が不十分では安心できません。
重ね幅や張る向きにも注意しながら、雨水が流れる方向を意識してすき間なく施工していきました。
パミール屋根のように既存材が傷んでいる場合でも、新しい防水層をしっかり設けることで、住まいを守る性能を大きく立て直せます。
見えなくなる工程ですが、雨漏り予防の要となる重要な作業です。
ルーフィング施工後は、屋根の端部にあたるケラバや軒先へ水切り板金を取り付けました。
こうした端部は雨水が集中しやすく、風の吹き込みも受けやすい場所です。
そのため、板金の納まりが甘いと、そこから雨水が入り込む原因になってしまいます。
スーパーガルテクトを美しく、かつ安全に納めるためにも、先に役物板金を正確に設置することが欠かせません。
ビスの位置や部材の重なりまで細かく調整しながら施工することで、雨仕舞いに優れた屋根の土台が整います。
仕上がると目立ちにくい部分ですが、耐久性を左右する大事なポイントです。
下地と役物の準備が整ったら、いよいよスーパーガルテクト本体を軒先から棟に向かって葺いていきました。
スーパーガルテクトは軽量でありながら断熱性にも優れ、既存屋根へ負担をかけにくい金属屋根材です。
カバー工法との相性も良く、今後のメンテナンス性も考慮しやすい製品です。
施工では一枚ごとのかみ合わせを丁寧にそろえ、ビスの固定位置にも注意しながら、強風時にも安心できるよう確実に納めました。
屋根面が広いほどわずかなズレが仕上がりに影響するため、線を通しながら整然と施工し、美観と性能の両立を図っています。
最後に棟板金を取り付け、棟の中央には換気棟を設置して仕上げました。
換気棟は屋根裏にこもりやすい熱気や湿気を外へ逃がす役割があり、室内環境の改善や結露対策にもつながります。
金属屋根は軽くて丈夫な反面、屋根裏の通気計画も大切になるため、こうした設備を組み合わせることでより快適なお住まいに近づきます。
棟部分は雨水の影響を受けやすい箇所でもあるため、下地材や板金の固定、継ぎ目の処理まで丁寧に行いました。
屋根全体がすっきりと引き締まり、耐久性と美しさを兼ね備えた仕上がりになっています。
今回の伊勢原市日向で行ったパミール屋根の改修では、剥離や反りが進行し、一部で下地が見えるほど傷みが広がっていました。
こうした屋根は塗装での延命が難しく、状態に合わない工事を選ぶと、早い段階で再び不具合が出てしまうことがあります。
そのため街の屋根やさんでは、屋根材の特性まで踏まえたうえで、スーパーガルテクトによるカバー工法をご提案しました。
屋根の傷みは地上から分かりにくく、気づいた時には劣化が進んでいることも少なくありません。
少しでも剥がれや反り、色あせが気になったら、早めの点検がおすすめです。
街の屋根やさんでは無料調査を承っておりますので、伊勢原市日向周辺で屋根リフォームや雨漏り対策をご検討の際は、どうぞお気軽にご相談ください。
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